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奥様はダイエット中

作者: 篠倉 芽衣

 朝起きて顔を洗いに洗面所に行くのと同時に、同じ場所に置いてある体重計に乗るのは毎朝の習慣の一つだった。

 今日も綾崎智花あやさきともかはさっぱりとした顔で体重計に乗り、デジタル表示に示された数字を見て体重計から降りた。


 深呼吸一つ。


 もう一度、先程よりも心持ちゆっくりと体重計に乗るが、示された表示は一グラムも変わらずに同じ数字を表わしている。ついでに言うと体脂肪率もしっかりと表示されている。

 智花は再び体重計から降りると、その場にしゃがみ込んだ。

 現実は少しも優しさを含むことなく、ありのままの答えを智花に示していた。

 つまり。


(太った………………)


 ここ数年変わることがなかった体重は、体調不良を理由に数日間だらけている間に、見事にその体積を増やしていたのだった。


 暫しその場で厳しい現実に向き合っていた智花だが、元来長く悩むことは苦手な性格だ。ぐじぐじ悩んでいたって減るものではないし、むしろこれ以上増える前に対処をして元に戻せばいいのだ。

 短い時間でそう結論付けた智花はすっくと立ち上がり、とりあえずは毎朝の日課である朝食作りのため台所へと向うのだった。 




 朝はご飯がいいという夫の希望で、綾崎家の朝食は白米が中心だ。その反動か休日はパン食になるのだが、そこのところについては夫婦で何となく話し合いが付いているので問題は無い。

 智花は卵焼きを作りつつ、味噌汁用の鍋に味噌を放り込む。卵が焼き上がれば同じフライパンでほうれん草とベーコンの炒め物を手早く作っていく。アジの開きももうすぐ焼き上がりそうだ。

 朝食と一緒に夫の弁当も作っていくのは智花にとって慣れた作業で、保温機能のある弁当箱に炊きたてのご飯を詰めた後で、自分用のおにぎりも作るのを忘れない。

 そうして朝の短い時間で用意されたのは、炊きたてご飯、大根と油揚げの味噌汁、アジの開き、昨夜作っておいた白滝のきんぴら、という朝食と、ご飯、ほうれん草とベーコンの炒め物、甘い卵焼き、冷凍物のとんかつ、切り干し大根の煮付け、という弁当だ。


(よし。今日もいい感じにできた!)


 元々料理が好きで、実家に居た頃からアレコレと作っていたせいか智花の手際はそこそこいい方だろう。結婚して五ヶ月になるが、その半年前から半同棲で暮らしていたので、忙しい朝に彼の弁当を用意するのも慣れたものだ。

 時計を見てそろそろ食事の時間だと思った頃、智花よりも少しばかり遅く起きた夫である淳一じゅんいちが洗顔を済ませてリビングへと入ってきた。


「おはよう、とも」

「おはよう、じゅんくん」


 いつもと変わらない朝の挨拶。そしていつも通りに互いに席に着き、いただきますの言葉と共に今日も一緒に朝ご飯を食べるのだった。


 出勤する淳一を玄関まで見送り、洗濯機をセットしながら朝食の片付けをする。二人分の食器はすぐに片付けられるし、掃除だって毎日しているおかげでそれ程時間は掛からない。今日は天気もいいので掛け布団カバーも洗ったがしっかり乾くことは間違いないだろう。

 そうして手早く朝の仕事を終えた智花は、コーヒーを入れたカップを持ちながら時計を見て、親友である千早にメッセージを送った。


≪太りました。ヘルプ!≫


 いつものことながら挨拶もなしの用件のみだが、高校からの付き合いの彼女には遠慮も恥もあったものではない。そしていつ見ても抜群のプロポーションを誇る千早はらば、この緊急事態にすばらしい答えも用意してくれるはずだと期待していた。

 今日は火曜日で千早の勤める美容室は定休日のはずなので、多少寝起きが遅かろうとも迷惑にはならないだろう。

 昼までには返事が来るといいな、と呑気にアイロンを取り出した智花だったが、予想に反して返事はすぐに届けられた。


≪動けば減る≫


 何とも有り難くもっともなご意見だった。


「そうよね……足し算ばっかりじゃ増えるものね……引き算すればいいのよね」


 食べた分を動いて消費すれば、自ずとプラマイゼロになるのは小学生でも分かる計算だ。

 智花は手早くアイロンを掛けると、さっそく引き算に取りかかることにした。


 思い立ったが吉日ではないが、基本的に智花はすぐに行動を起こすタイプだ。

 ダイエットの先輩として高校時代から様々な美容法も試している親友の言葉の通り、動かなかった数日分を取り戻す気で動けばいいのだ。

 そうして取り敢えずは歩いてみることにした。

 ウォーキングは基本的行動であり、一番手軽な運動方法でもあるし、この家に越してきてもうすぐ二ヶ月が経とうという頃だが、考えてみると自宅から駅までの道と、普段買い物に行く商店街の辺りまでしか行動していないのだ。せっかくだから未だ見知らぬ土地を開拓する気分で歩き回るのも楽しいのではないか。そう考えた上での行動だった。

 いきなり本格的な格好をするのは何となく恥ずかしい気がするし、そもそもそういった服は持っていないので、何度か歩いてみて続きそうならば少しずつ揃えていってもいいだろう。

 そんなわけで動きやすい服を選んで歩き慣れたスニーカーを履き帽子を被り、小さなショルダーバッグを斜めに掛けるという格好が出来上がった。

 玄関の鍵を閉めた智花は、いつもは東に向う道を、今日は西に向って歩き始めた。




 晴天の中、順調に歩みを進めながら考えるのは夫のことだ。

 夫である淳一とはわりと小さな頃から顔見知りで、交際期間もそこそこ長いので、今更多少太ったところで相手の気持ちに変化は少ないだろうとは思う。思うが。


(やっぱりいつだってきれいだと思われたいのは、世の中の女性の基本的な欲求よね!)


 言葉にされなくても「太った」とは思われたくはない。

 まして自分達は一応新婚と言える期間なのだし、妻が何時だってきれいなのは、夫にとってもいいことになるはずだ。

 第一これ以上太ったとしたら、先日買ったばかりのピッタリウェストなスカートが履けなくなるかもしれない、という不安もあった。

 あのちょっとお高めなスカートは淳一も似合うと誉めてくれたし、切り替えで入っている細かいプリーツが絶妙な可愛さなのだ。

 あのスカートを無理なく着こなすためにも、是非ともこれ以上の体重増加は防がねばならない。

 若干目的がすり替わっていることに気付かぬまま、智花はせっせと前に進んだ。




 玄関を入るなり、智花はふう、と息を吐いた。

 久々にたっぷりと歩いた足は少し怠いし、喉はカラカラだ。用意していた水筒の中身だけでは足らなくなったが、もう少しだからと家まで我慢してしまった。

「つっかれたぁ……」

 手洗いとうがいの後、冷蔵庫から取り出した麦茶を一息に飲み干して、智花はソファへと崩れおちた。

 一度に歩きすぎた感はあるが、歩いている最中にはアドレナリンが出ていたのかそこまでキツイとは思わなかったのだ。何事ものめり込むのはいつものクセなので仕方が無い。

 その結果として、初の試みであるウォーキングを兼ねた探索は成功だっただろう。

 商店街とは別の、新鮮で安い八百屋や美味しそうなケーキ屋を発見できたし、じっくりと覗いてみたい雑貨屋もあった。生憎と今回は買い物が目的ではなかったのでそれらの店には寄らなかったのだが、次は時間を掛けて行ってみたいと思えた。

「万歩計でも付けておけばよかったかな?」

 せっかくならばきちんと数値にして結果を見てみたい。そう思った智花は次回の買い物リストに万歩計を加えた。


 淳一の弁当と一緒に自分用の昼食も用意するのはいつものことで、今日も一皿にまとめた昼食をニュースを見ながら食べていると、独特の着信音がメッセージの到着を報せてきた。


≪智のことだからどうせもう歩くくらいしたんでしょ(笑) 水分摂ったら適度に休みなさいよ≫


 発信元は千早からで、智花の行動を予測したからかいと共に労りも見せてくれるのはさすがだ。

 それに加えて、手軽で低カロリーなレシピもいくつか紹介してくれているあたりに、面倒見の良さを感じて惚れ直した。


(自分が男だったら間違いなく結婚するわ!)


 残念というか当然というか、すでに千早には結婚を約束している彼氏がいるので、智花の想いは破れることになる。


 千早のレシピを確認しながら、手元のパソコンを起動してダイエットに関しても調べてみた。

 日々新しい情報が更新されていく世の中らしく、智花が知らないような眉唾物の体験談まで、瞬時に膨大な量の結果が示される。

 各種サプリメントから低カロリー食の作り方に、様々な器具や補助アプリの紹介。

 飲むだけ、食べるだけ、巻くだけ、付けるだけ、といった「これだけ」ダイエットが色々と出てくるが、智花はまずそういったものを省いていった。

 個人的な考えだけど、そういった一つだけを続けることにどうしても抵抗が出てしまうのは、少々ぽっちゃり気味だった中学時代に、リンゴだけを食べ続けてお腹を壊した経験があるからでは決して無い。


(それにきっと飽きちゃうもの)


 二十三年も経てばいやでも自分の性格は自覚するし、矯正が効かない範囲もわかっているので、無駄な抵抗はしない主義だ。

 人気のブログや体験談なども見ていきながら、少しずつ自分に合いそうなものを探していきメモを取る。

 途中で休憩を挟んだときに少し口寂しくなって、買い置きのチョコを食べようとして気が付いた。


「ダメでしょ! これがダメなんでしょ! こーれーがー原因だー!!」


 塵も積もれば山となる。

 何気ない一口が今の結果だと、智花は自分のお腹のお肉を摘んで、泣く泣くチョコを片付けた。

 これはそのうち夫のおつまみとして少しずつ消化してもらおう。

 口寂しさをブラックコーヒーで誤魔化しながら、智花はなおも画面に向う。

 今の時代大抵のことはボタン一つで調べられるが、その情報の精査は自己責任だ。

 自分に出来そうなこと、無理なこと。普段の生活で可能な範囲で、できれば夫に隠したまま実行できそうなこと。

 そうしていくつかを書き出し終わったのは、そろそろ夕飯の買い物に出掛けないといけない時間になった頃だった。

 

 


 夕飯を作り終えた智花は、夫の帰りを待ちながら寝室でストレッチに励んでいた。

 スマホに映る動画を見ながら、ちょっと硬めの体をえいえいと動かすのだ。ひねって伸ばして曲げながらひねって。

 そこまで激しい動きではないのに、運動不足気味な体にはかなりキツイ。


「くうぅ、キツイぃぃぃ。でもこのひねりが、くびれになるのよぉぉ」


 柔軟性が上がって、血行も良くなって、最終的にはくびれたウエスト!

 目標に向う智花は、夫の帰宅を告げるチャイムが鳴るまで、そうして一人言激しく頑張った。

 



 翌朝。いつものように朝の体重測定を終え、いつものように落ち込んで、いつものように夫を送り出した智花は、これまたいつものように掃除洗濯をしてからウォーキングに出掛けた。

 現在仕事をしていない智花は、お金はないが時間はあるのだ。

 そして歩くという行動は一切お金が掛からない。


「歩くだけでカロリー消費が出来て、地理にも詳しくなって、しかもお金が掛からないとは理想的!」


 しかも見た目さえ気にしなければ、どういった格好でも実行できるのがまた嬉しい。

 それに昨日確認したところ、やはり歩くというのは尤も手軽にして効果的なダイエット方法のひとつだったのだ。

 しかも今日は仕舞いっぱなしにしていたミュージックプレイヤーも出してきた。もちろんきちんと充電も済ませてある。

 音楽を聴きながら歩けば、同じ道でも気分が違って飽きずに済むだろう。そして安全のために音量は控えめにすることも忘れない。

 玄関を出てスイッチを入れれば、久しぶりに聴くちょっと懐かしい曲が流れてきて、智花はその日も楽しく歩くことが出来たのだった。




 そうして智花が夫に隠れるようにして、自主的ダイエットに励んでいたのだが、それは三日目の夕飯の時に第一の危険を迎えた。


「なんか最近、夕飯が寂しくない?」


 それは帰宅した夫の前に皿を並べていたときで、温めたみそ汁のお椀を運ぶ智花に掛けられた言葉だった。


「え? そう……?」

 

 言われて初めて食卓を見直した智花に、淳一が指摘する。


「今日もだけどさ、昨日もなんか物足りなかったし。もしかして胃の具合でも悪いの?」

「え、ううん。そんなことはないけど……」


 妻の体調を気遣える夫ってすてき! と心の中で感動しつつ、ここ数日の夕食を思い出した智花は、背中にちょっぴり冷や汗を流していた。

 今日の夕食はごはんとみそ汁に、棒々鶏とたことワカメの酢の物だ。ちなみにみそ汁の具は豆腐と油揚げとネギである。 

 昨夜はごはんと野菜スープと豆腐ステーキにこんにゃくの煮物で、その前日はわかめうどんに梅干しを添えたものと根菜のきんぴらだった。


「さみしい、かな?」

「さみしいっていうか、ボリュームがないって感じ? あっさりしすぎな感じなんだよな」


 まあそれでも美味しいんだけどさ。そう続ける淳一の言葉に曖昧に返事を返しながら、智花は反省をした。

 自分のことばかりを考えて低カロリーな食事にしてしまったが、淳一は一日働いてきて疲れているのだから確かにこのメニューでは物足りないだろう。

 それに食材を揃えるためのお金は淳一が稼いできているのだし、妻としては夫に満足する食事を作るべきだと、そういう想いも湧いてくる。


「ごめんね。明日はもうちょっと考えるね」


 自分の身勝手で相手を満足させられないのはちょっと嫌だ。明日は淳一の好物の唐揚げにしよう。

 そう決意した智花に、淳一は無理するなよ、と言って空になった茶碗を差し出したのだった。




 そうして翌日。智花は日課となった午前中のウォーキングを終えて昼食を食べ、今度は夕飯の買い物へと出掛けた。

 昨夜の反省を踏まえて千早に連絡をすれば、≪旦那さんが可哀想(泣)≫の言葉と共においおいと泣く子豚のスタンプまで付けられてしまった。あれは絶対こちらの状況を楽しんでいるに違いない。

 けれどそのあとにはちゃんと≪旦那さんにはもも肉でいいから、アンタは胸肉にしなさいよ!≫と助言も忘れないあたりが憎らしい。

 嬉しいことに今朝の体重測定で、数日ぶりに元の体重を見ることが出来て気分のいい智花は、そんな千早の苦言さえ笑って受け流す。

 数日の怠惰で増えた体重は、数日の運動で無事に消化できたようだった。

 あとはこのままをキープするか、もう少し落とせればいいな、と弾んだ気持ちで智花は二種類の鶏肉のパックを手に取った。


 帰宅して夕飯の下準備をしているときに、夫から≪今から帰るよ≫と連絡が入った。週末だというのに今日はいつもより少し早く帰ってこられるようだ。

 茹だったほうれん草を水にさらしながら、智花は嬉しさに頬を緩めた。


 到着時間を考えて揚げ始めた唐揚げが全部出来上がるのと同時に、淳一が玄関の鍵を開けて帰ってきた。


「ただいま。お、唐揚げの匂いがする」

「おかえりなさーい。丁度出来上がったところだよ!」


 つまみ食いをしようと伸びてきた手を叩いて手洗いを勧めると、淳一が慌てて洗面所に移動していく。どうやら好物の成果は上々のようだ。

 そのまま部屋着に着替えてきた淳一が席に着くのに合わせて、茶碗や小鉢も食卓に並べられた。


「いただきます。うま!」

「いただきます」


 食前の挨拶と同時に唐揚げにかじりついた淳一からの声に、智花は満足の笑みを浮かべた。昔から淳一は智花の作る唐揚げを美味しいと言ってたくさん食べてくれるおかげで、智花もどんどん作るのが上達したと思っている。 

 二つ目の唐揚げに手を伸ばす淳一を見ながら、智花も自分用の唐揚げを口にしたのだが……


(あれ?)


 なんだか美味しくなかったのだ。

 肉の部位が違っているとは言え、下処理も漬け込む調味料も同じはずだし、もちろん揚げ方だって一緒にした。

 おかしいなあ、と思いながら飲み込んでみると、胃の中がぐうっと重くなったような気がして一気に食欲がなくなっていく。

 そんな自分の変化がわからなくて、けれどそれ以上食べる気にもなれない智花が箸を置くと、向かいに座る淳一が声を掛けてきた。


「とも、どうしたの? 具合でも悪かった?」

「ううん、なんだろう? 揚げ物しすぎて匂いで満足しちゃったのかもしれない」


 心配しないでと笑いながらお茶を飲む智花の様子に納得しきれない淳一だったが、見える範囲での変化はなさそうだったため、彼はそのまま食事を進めた。

 

「んー。何だろうな? 風邪の引き始めとかか?」


 幼い頃からの智花を知る淳一は、体調を崩した智花がまず食欲を失うことをよく知っていた。

 そのため今回の食欲不振もそのせいだろうかと予想したのだ。


「そうかな? 念のため今日は早くに休むね」

「そうしておきな。食器は片付けておくからさ」


 料理は出来ないが後片付けと皿洗いくらいならば淳一でもできる。過去に何度かしたそのやりとりを今夜も繰り返して、智花は寝支度をしに席を立った。




 数日ぶりに体重が戻った興奮と、ここ最近の疲れでも溜まっていたのだろうか。

 けれどそこまで具合が悪いわけではないし、一晩寝れば体調も戻るだろう。


 そうしてすぐに眠りに落ちた智花が翌朝目覚めて、更なる体調不良に見舞われるとは、この時は少しも考えていなかった。


 最愛の妻の突然の吐き気と貧血に驚いた淳一が、休日の朝一番に駆け込んだ診察室。

 そこで新婚夫婦に新たな家族の到来を告げた医師は、同じような表情で固まる二人を見て、似たもの夫婦だなと感想を持った。


 そして突如始まった悪阻生活によって、智花のダイエット生活は強制的に終了したのだった。
















読んでいただきありがとうございました。

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