冤罪メイド、味方は放蕩王子だけ
ドブネズミ――元浮浪児のサテラは、貴族達にそう馬鹿にされながらも王城のメイドとして働いていた。
『傲岸王子』と呼ばれる第1王子ディアスの部屋の掃除係を突然任せられるも、ディアスとの関係は至って良好。このまま王城勤めも頑張れるかと思っていたある日、サテラは突然「ディアス殺害」と言う身に覚えのない罪を優美王子と呼ばれている第2王子ミックの手で着せられてしまう。
投獄され絶望するサテラを助けたのは、ディアスの同母弟である第3王子で放蕩王子カイだった――が、カイにも結局刃を突き付けられてしまう。
これは竜騎士の国で、身分違いの恋をするメイドが冤罪を晴らすまでの物語。
『傲岸王子』と呼ばれる第1王子ディアスの部屋の掃除係を突然任せられるも、ディアスとの関係は至って良好。このまま王城勤めも頑張れるかと思っていたある日、サテラは突然「ディアス殺害」と言う身に覚えのない罪を優美王子と呼ばれている第2王子ミックの手で着せられてしまう。
投獄され絶望するサテラを助けたのは、ディアスの同母弟である第3王子で放蕩王子カイだった――が、カイにも結局刃を突き付けられてしまう。
これは竜騎士の国で、身分違いの恋をするメイドが冤罪を晴らすまでの物語。
第1章 捕まったドブネズミ
1 「無礼よこのドブネズミっ!」
2024/07/27 21:46
2 「顔は良いな。俺の弟だから当然だが」
2024/07/27 21:52
3 『お前今日から俺の部屋の掃除係な』
2024/07/27 21:55
4 「ご苦労様、後はこちらが代わる。6階の独房にぶち込むぞ!」
2024/07/27 22:02
(改)
5 「こんにちは、大罪人」
2024/07/27 22:10
6 「おい」
2024/07/27 22:15
7 「正面の木に飛び移ってくれ。出来るか? 出来ないなら良いけど」
2024/07/27 22:24
8 「貴方が、カイ様……っ?」
2024/07/27 22:28
(改)
第2章 逃亡生活の始まり
9 「魔法使いなんて居る訳ないだろ」
2024/07/27 22:38
10 「すぐ戻る」
2024/07/28 11:37
11 ──サテラ、ここに居たのか。そろそろ帰ろうか?
2024/07/28 11:50
12 「あの戦争の事、どう思う?」
2024/07/28 11:54
13 「夕食に作っていたスープだ、飲むと良い」
2024/07/28 12:00
(改)
14 「簡単に言うな!! 俺には無理なんだよっ!!」
2024/07/28 21:45
15 「だからディアス様は私に優しかったのか……」
2024/07/28 22:10
16 「いや、軽い、けど……あんまり耳元で喋らないでくれ……」
2024/07/28 22:16
17 『風断ちの光石を粉状にしてばら撒けば――』
2024/07/28 22:25
第3章 敵か味方か
18 「何の騒ぎでしょうか?」
2024/07/28 22:31
19 「カイ様! 大丈夫でしたか!?」
2024/07/28 22:39
20 「隣来たら? そこじゃ声が届きにくいだろ」
2024/07/28 22:46
21 「私が喋らなかったら、カイ様は一生黙っている気がしましたので」
2024/07/29 21:14
22 「……そんなに見るな」
2024/07/29 21:20
23 「分かった。後で竜騎士団兵舎に持って行く」
2024/07/29 21:24
24 「まあ許すさ。兄上と似ている自覚はある、どっちも顔良いだろ?」
2024/07/29 21:28
25 「サテラってもしかして兄上の事好き――」
2024/07/29 21:33
(改)
26 「サテラ! 別に他意は無いからな!」
2024/07/29 21:42
第4章 柔らかいシーツの上で
27 「サテラちゃんもカイちゃんに騙されないようにするのよ?」
2024/07/29 21:47
28 (えっ、ここどこだ?)
2024/07/29 21:57
29 「これサテラが作ったのか?」
2024/07/29 22:01
30 (浴室にも窓があって落ち着かない……)
2024/07/29 22:10
31 「母上、もうすぐ私は偉業を成し遂げてみせますからね……そうすれば……」
2024/07/29 22:17
32 「正解。サテラちゃんは良く分かってるね」
2024/07/29 22:23
33 「サテラ……ごめんな……」
2024/07/29 22:28
34 「そこの格好良いお兄さん……って何だ、女連れか」
2024/07/29 22:34
(改)