第4話 デ、デートなのか？
すみません遅れました。
本当に申し訳ございませんでした。
「準備できた？」
「できた～！」
「じゃぁ行くか！」
「レッツゴー！」
僕たちはこれから遊園地に行く！
、、、デートじゃね！？
「な、なんかデートみたいだな」
「そ、そうだね」
一瞬にして玲奈の顔が真っ赤になった。
多分僕もだろうな
「あ、その前に髪を切りに行ってもいい？」
最近、髪が伸びてきて今度きりに行こうと思ってたからな
「いいよ〜、そうだ！私の行きつけの所に行こ？」
「了解！」
「そういえば、涼くんは付き合っていた人とかいるの？」
「、、、安奈っていう幼馴染とついこの前までな」
「そ、そうなんだ、、、」
「私とお前じゃ釣り合わないって振られたんだよ。まぁ、もう心残りはないけどな」
「どうして？好きだから付き合ってたんじゃないの？」
「だって僕にはもうほら、可愛い玲奈がいるから」
「か、かわ、かわいいって、、、」
玲奈が顔を赤くしながら照れるとか最高だろ！もうこのまま死んでもいい！いや、死んじゃダメだ！もっと可愛い玲奈を見なければ！
そんなことを考えているうちに、玲奈が険しい顔をしながら復活してきた。
「涼くんは釣り合わないって言われて悔しくないんですか？」
痛い所を衝いてきたな
「悔しいけど釣り合わないのは事実だからな～」
「違うよ、涼くんはイケメンだよ！顔も性格も全部！だって私の未来の夫だよ？相手が私じゃ勿体ないくらい！」
未来の夫って恥ずかしいこと言うな～。
玲奈じゃ勿体ないは絶対ないし、むしろ逆でしょ！
「じゃあ私の言うことを一つ聞いてくれたらもっとイケメンにしてあげ、、」
「お願いします！」
「最後まで言わせてよ～！まあいいや、かっこよくしてあげるね！」
「ありがとうございます！」
「いいよ、これで安奈とかいう人に後悔させてあげられる！涼くんを傷つけた報いを受けてもらう！」
「ん？なんか言った？」
「ううん、なんでもないよ」
「そう、じゃあ早く行こうか！」
「そうだね♪」
歩くこと数分
「涼くん着いたよ！」
「ん？ここか〜、なんかすごくおしゃれな感じの美容院だな～」
「美容師の人の腕もいいんだよ！」
「値段は大体どのくらいなんだ？」
「値段は大体5000円かな」
思ってたよりも高いな(;^ω^)
まあ手持ちはたくさんあるからいいか
「よし入るか！」
「うん」
「いらっしゃいませ～あっ玲奈ちゃんじゃん！お隣さんは彼氏？」
「違いますけど」
「え〜じゃあ誰？」
「私の夫です♡」
「まだ夫ではないけどな」
「えっえぇ～～～～～～～」
「そこ、うるさいですよ」
「あぅ、すみません店長」
「それより、髪切ってもらいたいんですけど」
「あっはい、分かりました」
「お願いします！」
「私はそこで座って待ってるね」
「分かった」
「えっとじゃあ今日はどんな感じで切ります？」
「えっと～」
「よくわかんないのであれば、こうなりたいっていうのを言ってみてください」
「はい？」
「なりたい自分を教えてください」
「それにどんな意味が？」
「それにピッタリの髪型にしてあげます」
「は、はぁ、、、じゃあ頼れる彼氏的な、、、」
自分で言ってて恥ずかしいな
「ほおほお、玲奈ちゃんに頼って欲しいと〜w」
「は、はい、、、」
「分かった、頼れる彼氏的な感じねw」
「はい」
「任しとけ！」
そこからというもの玲奈関連のことを「ヤベッ手が滑りそう」という脅しですべて言わされた。
、、、これは何ハラになるんだろう？w
だがその分アドバイスも貰えた、一人称を俺にして喋り方を変えた方がいいというアドバイスだ。
まあこれを機に変えてみるか！
「はい完成！」
「うおっ！すげぇ！」
「どうだ！イケメンな髪型になっただろう！」
「すごい！ありがとうございました！」
「じゃあ代金の方を」
「これで」
「はい、ちょうどぴったしですね！レシートと次回から使えるスタンプカードです！ありがとうございました！」
「玲奈？終わったよ！」
「、、、」
「玲奈？」
「かっこいい！」
「そうか？wよし、髪も切ったことだし遊園地に行くか！」
「そうだね！」
次からは早めに投稿するので、ブクマ、★★★★★、レビュー、感想、いいねをよろしくお願いします！
