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航海

 翌朝、俺たちはボルサヴァの街へ向かうためにトスカ村を出た。

 荷馬車一台で、ロホスが手綱を引いている。ボルサヴァについたら暫くは馬に乗れない。なのでロホスがやりたがったのだ。

 護衛のために四人が馬車の周りを歩いている。今はフーゴとフレック、レネとロランがあたっている。残りの俺とラディ、アルフレドは次の番が回ってくるまで荷台で休憩中って訳だ。

「ハヤト、海賊の知り合いって、どんなやつだ?」

 暇だったのか、ラディが昨晩のことを聞いてきた。

「ん? ああ、変なやつ……かな?」

「はあ? どういうことだよ?」

「女なのに海賊やってて、しかもその頭をしてるんだよ」

「すげーな!」

「俺らとも歳近いしな。変なやつだろ?」

「変なやつっていうか……すげー、変なやつだ……」

「酒場で一杯引っ掛けようと歩いていたら急に俺の背中に隠れてな。追われてたみたいなんだが、まあ案の定バレバレで俺まで追っかけられて、全くとばっちりよ」

「それで、ハヤト殿がお助けになられたと言うことですか?」

 アルフレドがそう問いかけてきた。

「違うんだなあ。俺にそんな力があるんなら、盗賊団でももっと金を貰えてただろうなぁ……はぁ、自分で言ってて悲しくなってきたぜ」

「こいつはな、剣術弓術馬術にスリ、全部平々凡々、いやちょい下手くそでな。じゃあ舌は回るか! と言えば雑談にはめっぽう強いが交渉ごとではからっきし。そういう奴なんだよ」

 ラディは言う。余計なことを言いやがって。

「はあ……」

「ラディこの野郎、もうちょっと色を付けろ!」

「すまんな、嘘は嫌いなんだ」

「クソこのやろう、後で見とけよ。で、話に戻るが、腕っぷしのないやつがやることなんて一つだよな」

「逃げた、と」

「そうなんだが、でもすこーし違うんだな」

「と、おっしゃると?」

「逃げきれたんだが、なぜが追われていたマルガリータ……ってのがそいつの名前なんだが、急にキレだしてな」

「ん???」

「俺だって訳が分からなかったさ。で、追っ手をぶっ殺してやるって息巻いて、逆に俺たちが、見失って辺りを彷徨いてる追っ手の後を追って、奴らが分散した所を一人ずつぶっ殺していった……」

「す、凄まじいですね……」

「全員ぶっ殺した後、祝杯をあげた。俺の金でな……その時に海賊団の頭だって聞いたんだ」

「なんで海賊の頭が、追っ手なんかに追われるんだよ」

 ラディが不思議そうに質問してきた。

「本人が言うには、親が死んで自分が地位を相続したが、それを気に食わない一派がいて、売られそうになっていたらしい」

「うむ……無くはない話だが……」

「ま、でもよ、飲んでる最中に部下だって奴らが現れてマルガリータを連れて行ったから、本当っぽかったけどな。少し金もくれたし」

「連れて行ったって……大丈夫かよ」

「ん? ああ、酔いつぶれてた訳じゃないぞ」

「そうか……それは確かにホントっぽいな」

「でもなぁ、ちょっとおかしかったんだよな」

「おかしい……とは?」

 アルフレドが聞き返す。

「うーん、見た目も服装も海賊のそれだったんだが、妙に着ている服が新しくてな。おろしたてって感じでよ。全員がたぜ? それに口調も綺麗で……まあマルガリータにだけは、だったけどもな」

「うむ……まあ考え過ぎじゃないか?」

 ラディはそう言った。

「俺もそう思うんだけどな」

「でだ、問題はバーリに行って、そいつらに会えるのかって事だろ」

「ま、会えるだろ!」

「お前は、肝心なところが駄目なんだよ!」


 ボルサヴァの街につくと、馴染みの店へ品物をおろしに行った。城壁の外にあるいろんな意味で汚い店だ。

 城壁の中へ入って売るには色々と税金がかかる。この街は他の街とは違ってどっかの商工ギルドに入ってなくとも商売はできるが、いかんせん手持ちがない。なので城壁の外の、日の当たらない場所にあるごろつきたちのたまり場で品物を売ることにした。

 たまり場と言っても野ざらしというわけではなくちゃんと建物もある、いわゆる貧民街ってやつだが、貧民街自体は城壁の中にもある。ここはそこからあぶれた、または城壁の中にも入れない土地を捨てた農民やら流浪の民やらが集まる場所なのだ。 

 なので売上には期待できないんだが、なんとかONEGAIをして高くしてもらうつもりだ。

「んむぅん……」

 ONEGAIにONEGAIを重ねてなんとか革を売ったんだが、なんとも言えぬ金額に皆頭を抱えていた。

「足りない……足りないが、足らなくもない……」

「馬車は宿屋にでも預かってもらうとして、それを差し引いても普通の船には乗れないが……程度さえ贅沢を言わなきゃ何とかなりそうだな」

 ラディは売った金を手に取りながら言った。

「そっかなあ……足りない気がするなぁ……」

 俺はどうも納得できなかった。

「なにがさ」

「飯代」

「む!」

 村から持ってきた食料はあと僅かだった。ただでさえ村の奴らも出し渋ったのでそんなに量はなかったのだ。

「うーむ……」

「やっちゃう? やっちゃう? ラディパイセン盗みやっちゃう?」

「いやぁ……まずいだろ色々と……」

「どーすんだよ! カチコミに行く前に頓挫してるじゃねえか!!」

「そもそも! 八人ってのが多いんだよ!!」

「双子はこども料金でなんとかなると思ったんだよ!」

「なんだよ子供料金って!!」

「俺の故郷じゃそういうのがあるんだ!!」

「ここはイリアだ!!」

「あーあーあー!!」

 俺とラディが言い争いをしている中、他の連中は呆れていた。

「ハヤト殿は、いつもこのようなのですか……」

 アルフレドがロホスに質問をしているようだった。

「むぅ……そうだ。いつも詰めが甘いので、こうやって躓くのだ」

「おうおうなんだよ、二人して俺の悪口か? おお??」

「悪口ではないさ。客観的事実と言うやつだ」

「それを馬鹿してるっていうんだろ!」

「期待しているのだ。お前にな」

「くっ、おだてやがって!」

「お主なら、なにか思いつくはずだ。いつものようにな」

 糞が! 嬉しいじゃねえか!! しかし何も思いつかない。

 俺の灰色の頭脳は考えを巡らせる。すると、とんでもなくイカしたアイディアを思いついた。

「そうだ! 人夫として船で働けばいいんだよ!!」

「ん?」

 ラディは首を傾げた。

「荷積みをする代わりに、乗せてもらおうってことさ」

「うーむ……悪くはないが、そう上手く行くかな……」

「とにかく、港へ行こうぜ! バーリ行きの商船を探すんだよ」


「ぜんぜん見つからねえじゃねーか!!」

 バーリへの商船はいくつかあった。しかし素性のしれない流れ者が集団でいるというのはそれだけで怪しまれるのだった。ある所では、「船を乗っ取ってバーリで海賊でもやるのか?」とも言われてしまった。ムカついたので小指を蹴飛ばしてやったら暫く追い回された。俺だけ。薄情な仲間たちは俺のことなんか無視して船探しを続けていたらしい。

「あんた達、バーリへ行きたいんだって?」

 なんだが身なりのそこそこいい奴が話しかけてきた。

「そうなんだよ! もしかして……もしかして!」

「私の船に乗せてやろか? 無論人夫として働いて貰うぞ。人夫して、な」

「行く行く!」

「おいハヤト!」

 ラディが引き離してヒソヒソと話しかけてきた。

「なんだよ」

「怪しすぎるだろ!」

「いいじゃんいいじゃん。渡りに船ってやつだよまさに!」

「泥舟かもしれないって言ってるんだろ!」

「安心しなされ! 私は怪しい者ではない!」

 聞かれたくないので離れたのに、この男はなんの躊躇もなく聞き耳を立てていた。

 ラディも俺も流石に不愉快な気持ちをを顔に出していたが、この男は全く意に介していなかった。

「実はですな、乗務員が大量に下りてしまって、船を動かすこともままならぬ状況なのである」

「俺たちは船を動かしたことはないぞ!」

「心配しなさるな。私達の言うとおりにすれば良いのである!」

「怪しい……」

 俺も思わず言ってしまった。こいつはやべー。なんていうか、胡散臭いって言葉を体現したような人間だ。

 しかし現状、この男の船に乗るしか選択肢はないに等しい。でも……嫌だなぁ、こいつの船に乗るの。船員が降りたとか言ってたが、逃げ出したんじゃないのか?

「乗るのですかな? 乗らぬのですかな? 私はどちらでも良いのだが、早く決めてくれないかね?」

「そう急かされちゃこっちも焦っちまうぜ。乗るよ。俺たちにはどっちみち選んでいる余裕なんてないんだからな」


「ウォロロロロロロロロ」

 船酔いをしてしまった。

 荷積みをつつがなく終え、無料で船に乗ることができたは良いが、乗ってみてやっぱりこの船はやべー船だということがわかった。

 船内には鉄格子の檻があるのだ。この船は奴隷船だった。

 バーリには奴隷市場がある。主に北の蛮族と呼ばれる民族が商品だ。イリアの民も居るらしいが、比率はその北の民族のほうが多いだろう。

 サヴォアより更に西の沿岸には多くの異民族が暮らしている。そういう奴らは海賊をしているんだが、逆にイリアの海賊が攻め入ることもある。そうやって戦利品として連れ去られた連中が、バーリなどの海賊船を入港させるようなイカれた国で捌かれるのだ。

「嫌な船だぜまったく。すきを見せたら俺たちも奴隷にするつもりだぞ」

 口を拭いながら俺は言った。横にはラディが背中をさすってくれていた。

「おちおち眠ることもできないな。そういえば、ここの船員がレネとロランに手を出そうとしたらしいぞ」

「どうなったんだ?」

 なんとなく想像はついた。

「居なくなった」

 ラディはそれだけ言うと、海の彼方を見た。

「あっ……」

「新しい武器も手に入ったそうだ」

「それは……暫くは安心だな」

「ああ……」

 暫くの沈黙が、俺とラディの間に続いた。しかしそれは当然終わりを迎えた。

 カンカンカンカン、と鐘を鳴らす音が響いた。

 そのただならぬ雰囲気に船内は蜂の巣を突いたように慌ただしくなる。

「なにごと!?」

「わからん……」

「海賊船だ!! バーリの海賊だ!!」

 マストに登っていたやつが大声で騒いだ。

「な! なんでバーリへ行くのにバーリの海賊に襲われるんだよ!!」

「いいや、これは奴らの検問じゃないか?」

 ラディはそういった。

「検問?」

「バーリはサヴォアの船しか襲わない……筈だが、その船をどう見分けるんだ? こうやって近づいて調べる必要があるんじゃないか?」

「そ、そうか……それで船長がなんやかんや交渉するんだな……」

「たぶん……」

「じゃ、なんでこんなに慌ただしくなるんだ?」

「……」

「……」

 俺とラディは顔を見合った。おい、なんとか言えよ。

「おいお前たち!! はやく漕ぐんだよ!!」

 船員の一人が俺たちにそう言った。

「こ、漕ぐ!? なんで逃げるんだよ!!」

「はぁ? 海賊に追われてなぜ逃げないんだ!? 馬鹿か?」

「俺たちはバーリに行くんだぞ!!」

「行くわきゃねえだろ。俺たちはジェノヴィアに行くんだよ」

「はぁ???!!??!?!」

「早くしろ! こののろま!!」

 この船はサヴォアへ行く船だった。

 俺とラディは言われるがままその船員についていった。

「くっそ、あいつらドーファンだ! まだ襲い足りねえのか!!」

「どういうことだよ!!」

「ああ、お前たちはボルサヴァから乗ったんだったな。俺たちは行きであいつらに襲われたんだよ。船乗りも大勢殺された」

「だから人手が欲しかったのか!! くそったれぇ!!!」

 俺はその言葉を聞いて激昂した。そして船員について行かず、船長室へ向かった。

「どこ行くんだ!!」

 船員はそう呼び止めた。

「うるせぇ!! 行くぞラディ!!」

「おう!!」

 俺とラディは無視して船長、つまりあの胡散臭い身なりのいい商人の所へ向かった。


「おいこらクソ野郎!!」

 俺は扉を蹴り破って入った。

「な、なにをしている!! 早く持ち場へ……」

 俺は船長の襟を掴んだ。

「バーリへ行くんじゃないのか!! ああ!!」

「は、はなせ……」

「離さない。さっさと答えろ糞奴隷商人!!」

「くっ、貴様も肥溜めの中にいるクズ虫のような人間の癖に、いっちょ前に善人気取りか?」

「この野郎、指の一本でもちょん切ってやろうか!!」

「やれるものならやってみろ!! その時が貴様らの死ぬ時だ!!」

 俺は言ったとおり、剣を抜きこの奴隷商人の左手の指をすべて切り落とした。

「あああああああああ!!!!!」

「脅しだと思うなよ!! 次は右手の指かぁ!! それとも首かぁ!!」

 俺は左手で船長の顔を鷲掴み、喉元に剣を突き立てた。

「ま、まて……待ってくれ……」

 船長はそう言いながらも右手を少しずつ移動させていた。

 俺は右腕に剣を刺した。

「あああああああああ!!!!!!!」

「さっさと話せ!!」

「わかった! 殺すな!! 殺さないで……」

「早くしろ!!」

「騙したのは悪かった。我々はサヴォアの商人だ……」

「そうじゃねえ!! そんな事はわかりきってるんだよ!!」

「じゃあなんだ!?」

「小舟はねえのかってんだよ!!」

「小舟!? あるわけ無いだろ!!」

「なら、てめえらの金はどこにある!!」

「な、なにを……」

「身代金を払って命を買うんだよ!!」

「くっ、貴様らに……払う金など……」

「船長大変です!! ボルサヴァから乗せた連中が暴れまわって……っ!!」

 乗組員が部屋に入った瞬間、ラディが剣を振り下ろして男を真っ二つにした。

「ひいいいいいいいい」

 それを見た船長は震え上がって小便を漏らした。

「言う! 言う!! だから殺さないでくれ……ください……」

「どこだ!!」

「そこの……箱の中に……」

「鍵は!?」

「ここに……」

 船長の腰のベルトに引っ掛けられていた鍵の束を引きちぎって取ったが、どれがどれだかさっぱりわからなかった。

「どれだ!!」

「銀色の……」

「ラディ、頼む」

 鍵を受け取ったラディは宝箱を開けた。すると中から矢が飛び出してきた。

「っ!!」

 間一髪、ラディは避けることができた。

「ラディ!!」

「大丈夫だ!」

「クソこのっ!!」

「貴様らにあたえる金なんぞ!! な……」

 言い終わる前に、俺は首から頭へと剣を刺して殺した。

「おいハヤト! どこだ!!」

 フレックの声だった。

「ここだ!!」

「おいおい大変なことに……ってここも大変だぁ……」

 部屋中血まみれになっていたのでフレックの反応は当たり前だった。

「そっちはどうなってんの」

「双子たちが……船員を皆殺しにしちまった……」

「うわぁ……」

 つまり、船を人力で動かして逃げる選択肢は消滅したわけだ。もとから期待していなかった策だからまあ良いが。

「どうするよ、海賊がもうすぐ来るぞ!」

「こいつの財宝をなんとか見つけて、命乞いするんだよ!」

 けとばした船長の死体がごろっと転がった。

「聞き出さなかったのか!?」

「ちょっと……殺っちゃったんだぜ」

「殺っちゃったんだぜじゃねえよ!!」

「仕方ねえだろ!!」

「くっ……仕方ないぜ……」

 フレックは部屋中を探し始めた。壁を叩いたり床を叩いたりして、宝箱を隠している空洞を探しているのだ。

 机の下の床を叩くと、他とは違う音にフレックは眉をひそめる。

「そこか?」

「たぶんな」

「ラディ、こじ開けるぞ!」

「仕掛けは……!!」

「探している暇はない!!」

 俺とラディは剣で床板を引っ剥がして穴を開けた。するとそこにはかなり大きな宝箱があった。

 中には銀貨でパンパンになった袋やら金細工の施された短剣やら真っ白い花瓶やらが入っていた。

「すげぇ……溜め込んでやがる」

 フレックも思わず口漏らす。

「いくつかくすねるぞ。ポケットが膨らまない程度に詰めとけ!」

 各自かさばらないように銀貨や探検などを身に隠した。俺はパンパンに膨れた銀貨の入った袋を背中に隠した。肌着の中に入れて落ちないようにして。それを見た二人は苦い顔をした。

「バレるだろそれ……」

「大丈夫大丈夫!」

 俺たちは宝箱を甲板に運んだ。くっそ重い箱を三人係でやっとの思いで運び終わると、俺たちの乗っている船のすぐ横に海賊船が張り付いていた。

 舟橋をかけて海賊たちが乗り込んでくる。勢いよく乗り込んだはいいものの、船の異様な静けさに戸惑いを隠せないでいた。

「ちょっとまってくれ!! 俺たちはこの船の者じゃねえ!!」

「なんだお前たち!!」

 先頭にいた若い海賊が俺の言葉に答えた。

「騙されて乗っけられたんだよ!! 頼む命は取らないでくれ!!」

「この船の者たちはどうした」

「あー……死んだ」

「死んだ?」

「殺されそうになったから殺した。正当防衛だ!」

「たった三人でか!?」

「いや、なかにまだ五人いる」

「たった八人でか!?」

「まあ……」

 本当はたぶん殆ど二人で殺ったんだろうけどな。

「とにかく! これ見つけた財宝! これで俺たちを見逃してくれ!」

 若い海賊は困った顔をした。

「どうした! 何をしておる!!」

「お嬢! それが……」

 それは若い女の声だった。あまりにこの場に似つかわしくないその声に少々戸惑いを感じた。

「ん?」

 しかしなんだか聞き覚えのある声だった。

「な! おぬし!! ハヤトか!?」

「マルガリータ!! マルガリータじゃねえか!!」


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