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大野のボクシング体験記  作者: 陶山雅司
5/6

相正悟

 次の日の朝、大野が目を覚ますと


 体中が筋肉痛だった


 立ち上がって少し動いてみる


 思ったより動きがいい


 スパ-リングが楽しみだ


 と大野は思った


 

 「お願いしま~す」


 大野は元気よく挨拶してボクシングジムに入った


 「よく来たな」


 と言いながら村田が奥から出てきた


 「正悟」


 と村田は近くでシャドボクシングをしている男を呼んだ


 メガネをかけた中年の男である


 「正悟、今日はこの大野とスパ-してやれ」


 と村田は言った


 「はい、軽くやります」


 とその男は言った


 「そうしてやってくれこいつは昨日入ったばかりだから」


 と村田は言った


 「相正悟です、よろしくお願いします」


 と男は言った


 「大野ですよろしくお願いします」


 大野も言った




 

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