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相正悟
次の日の朝、大野が目を覚ますと
体中が筋肉痛だった
立ち上がって少し動いてみる
思ったより動きがいい
スパ-リングが楽しみだ
と大野は思った
「お願いしま~す」
大野は元気よく挨拶してボクシングジムに入った
「よく来たな」
と言いながら村田が奥から出てきた
「正悟」
と村田は近くでシャドボクシングをしている男を呼んだ
メガネをかけた中年の男である
「正悟、今日はこの大野とスパ-してやれ」
と村田は言った
「はい、軽くやります」
とその男は言った
「そうしてやってくれこいつは昨日入ったばかりだから」
と村田は言った
「相正悟です、よろしくお願いします」
と男は言った
「大野ですよろしくお願いします」
大野も言った




