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ハメ技で成り上がる  作者: 目覚まし時計
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第一話

初心者なので何かアドバイスあったらお願いします。

俺の名前は、ガイル。14歳だ。ミレーヌ王国のしがない村に住んでいる。

ただの村人だが俺には、普通ではない部分がある。しかも、悪い意味でだ。

そして、そのことによって酷い目にあっている。


俺が道を歩いていると、


「おい、クズガイル邪魔だ」


「グハッ」


俺はいきなり殴られた。コレはいつも通りのことだ。

殴ったヤツはこの村のガキ大将だ。取り巻きどもも笑っている。


「この無能が」


そう俺に吐き捨ててそいつは歩いていった。

周りのヤツらもそれを無視している。それが当然のような顔で。

俺はすごく悔しいが我慢しか出来ない。


「いつか見返してやる」


だがしかたないとも思っている。何故なら俺は魔法が使えないからだ。


魔法はレベルを上げ覚えることができる可能性がある。

しかし魔法は魔力と才能があれば基本的に誰でも使うことが出来る。

だから、無理してレベルを上げようとしない。

当然そんなヤツがどんな扱いを受けるか分かりきっている。

所詮、落ちこぼれというヤツだ。


殴られた次の日、俺はいつも通り雑務の薪拾いのため、森に来ていた。護身用のナイフは必須だ。なぜなら、魔物が出るので危険だからだ。(魔物とは、体に魔石を持つモンスターのことだ。)


薪を探し歩いていると、誰も来ないであろう所まで来てしまった。


「迷っちゃった。」


しばらくウロウロしていると


「何だこれ」


俺はそこで洞窟を見つけた。なかに入ってみる。中は少しカビ臭く中央に黒い穴があった。

恐る恐る近づいて行くと、気付けば穴まであと一メートルの所まで近づいていた。そして


「うあああぁぁぁぁぁ」


俺は穴に吸いこまれていた。

意識が薄れていくとき


「特殊ダンジョンボスラッシュに入りました。」


という無機質な声が聞こえてきた。







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