吐き出す
吐きたい、喉が焼けるほどに吐き出したい、
風邪気味なのもあるだろう、けれど僕の心が言っている、吐き出したい、
喉のつまり、心のつまり、
今天井が落ちてきて、腹に落ち、喉から何が溢れ出ても僕は何も悲しくないだろう、
何故なら今、僕は部屋で1人だから、
部屋にこもり、毛布を被り、
明日、人に会う時には、この気持ちは忘れているだろう、
心の片隅に追いやられ、淀んで詰まっていくだろう、
時が経つにつれて、それは少しずつ、血の滴りによって、流れて消え去る、それは何時になるのだろう、
しかし、それはもう流れ始めている、今この瞬間、いや、あの時からだ!