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2026年4月1日から自転車の道路交通法が変更されたよ!  作者: 星狼


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解説が火に油を注ぐ

「それじゃあ、4ページの解説を見てみようか?

相田君、4ページの解説のところを読み上げてくれるかな?」


斎藤は前の方の席に座る男子生徒を指名した。


相田と呼ばれた少年は少し緊張した様子で立ち上がり、教科書を捲った。

教室の空気がまだざわついている中、彼は小さな声で読み始めた。


「えっと……答えは、✕です」


その言葉に、生徒達のざわめきが一気に大きくなった。


「うんうん、相田君、続けて」


斎藤は表情を変えず、いつもの爽やかな笑顔を保ったまま促した。


「えっと……道路標識は、自動車だけではなく歩行者等も守らなければいけないものです」


「はい、相田君、ありがとう。答えはそういう事だよ。席についていいよ」


相田がホッとしたように座ると、教室はまだ完全に静まらなかった。

あちこちから「なんで?」「歩行者?」「これおかしくない?」という小さな声が漏れている。


斎藤は軽く手を挙げて注意を引いた。


「というわけだ。皆、忘れがちだけど、信号機だって道路標識の一つなんだ。『自動車は道路標識を守らなければならない』という問題だったら、歩行者は赤信号を無視してもいいって意味になってしまうよね?だから、この問題の答えは✕が正解になるんだ」


生徒たちは渋々といった表情で、少しずつ納得したような顔を見せ始めた。

だが何人かはまだ不満げに教科書を睨んでいる。


斎藤は特に気にした様子もなく、淡々と続けた。


「まぁ、こういう問題もよくあるから、しっかりと勉強していこう。それじゃあ、また2ページに戻って。第二問に行こうか?」


彼は爽やかな笑顔のまま、そう言った。

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