表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
昨日見た夢  作者: 清水澄
97/185

その97

美香視点。

少し時間が戻ります。


清水澄

やっぱり優ちゃんがおかしい・・・。


 お姉さんたちから、私をかばうために私を抱きかかえたのは解かる・・・。

でも、美香が嫌がってるのに、離してくれないなんて・・・・。


 かと思えば、急にじっと美香を見つめて、何か言いたげにしたり、


 挙句、ボーイさんにまでつっけんどんな態度をとって・・にっこり笑ったって、棒読みの台詞では慇懃無礼にしか聞こえない。


 挙句、食事の時間を相談に来た、叔母さん達に対してまで不機嫌に返事をする・・・・・


せっかく、ボーナスで家族にプレゼントって言ってみんなで来たのに、ちっともみんなと関わらずに、すぐ、美香と二人きりになりたがる。


それでは家族サービスになりませんよ?・・・・。


おまけに、二人きりになったらなったで、必要以上に触ってくる優ちゃんに。


・・・・・身の危険を感じる・・・考えすぎだろうか?・・・・


     ・・・本当に今日は、二人で同じ部屋に泊まっても大丈夫なんだろうか?・・・


優ちゃんに聞きたかったが、怖くて聞けなかった。


足を手当てしてくれた優ちゃんはいつもの優ちゃんだった。

美香の大好きな、落ち着いて、大人な優ちゃん。

でも今日の優ちゃんは、それとはちょっと違う。

しょうもないことに膨れて、不機嫌になって、自分のしたいように行動する。


・・・でもこれも美香の好きな優ちゃんだ・・・・。


いつもその態度をとがめて、注意してししまうが、そんな部分も含めて好きな自分としては、そのままでいて欲しいと思う・・。


・・・・ひょっとして、美香ってわがまま・・・?


そんなことを、バスルームで着替えながら考えていた。


着替え終わって、大丈夫かな・・・と思い、バスルームのドアの影から優ちゃんと叔母さんを見た。


二人で小さな声で相談してるのが見えた。


・・・夕食の時間相談するのに、何でひそひそ話・・・?


 そっと覗いてみたが、何を言ってるのかは見えず聞こえず・・・。


 その内優ちゃんが、おじさんたちを追い出して・・・私が覗いてるのに気がつく。


「美香着替え終わったの?」

優ちゃんに言われて、あわてて答えた。


「優ちゃん、おじさんたちと話し合ったの?」

私の言葉に何も言わず、優ちゃんは私を抱きしめてにっこり笑う。


・・・・・優ちゃん、何年美香があなたに付き合ってると思うの?

      そんなのでごまかされると思わないで・・・・・・・・・


私の怪訝な表情に、優ちゃんは表情を隠そうとがんばってるようだった。


・・・・優ちゃん、美香を甘く見ないでよ?・・・・


少し待ってみたが、優ちゃんは言うつもりはないらしく・・・


私は諦めて、パークに戻る提案をする。


・・・・この人はこういう人だ・・・・

・・・・・でもここを含めての優ちゃんだもの、仕方がない・・・・・・


・・・・・アリノママノ、アナタガ、ミカハスキデス・・・・・・・・



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ