表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
昨日見た夢  作者: 清水澄
80/185

その80

視点が、優、柳、優と変わります。

読みにくいかもしれません。(>_<)

すみません、


清水澄み


・・・・美香は僕のものだ!!!・・・・・



 あせる気持ちは、態度にも出て・・・。

週末に帰っても美香と二人きりになると怯えさせて、美香を泣かせた・・・・。

その日、わが父の信じられない言葉を聞いた。


「優、お前の部屋にカメラを設置した。」


・・・それは、26の成人男性にとって、何かと不都合があると思うのですが?


唖然としている僕に、父は続けた。


「・・・大人の、男の色々な事情は、ここで発散させずに、外でしろ!!!」

・・・お父さん・・・それは・・・僕にどうしろと仰ってるのですか?

別に僕は、発散のために美香にかまっているわけではなく・・・・。


「・・隣とは、美香の気持ちを大事にすると約束したはずだ。」

僕は黙って聞いていた。


「お前の行動は、美香ちゃんの年齢を考えて、気持ちを大事にしてると言えるのか?」

・・・僕は返事ができなかった。


・・・・お父さん、でも時間がないんです。このままでは、また他の奴に美香を取られてしまうかもしれない・・・。


僕の顔を見て、父は溜息をついていった。


「優・・繰り返すが、美香ちゃんの年齢を考えろ。お前とは年が違う。

このままでは、本当にうしなってしまうぞ?」


父の言葉を、聞きながら2階に上がる。


・・・・どうすればいいんだろう・・・・・・・


明日は仕事だ・・あと、3週間・・6日しかない。

ーーーー


ある日美香ちゃんから電話があった。

中野君のことで相談があると言う・・

土曜日を指定されたが、・・・貴重な休みに美香ちゃんを独占すると、中野君のお叱りを受けると思い、金曜日・・槇原が当直なので泊まりに来るように伝えた。

美香ちゃんは思いがけない提案に喜んでくれて・・・私はだましてるようで胸が痛かった。


美香ちゃんの様子が気になったので、中野君に明日話を聞くことにした。


ーーーーー

 父の言った事が気になりながら・・・でもどうしたら良いのかわからない自分がいた。


勉強にしても、自分の進路にしてもここまで思いどうりにならず、悩まされたことはなかったように思う。


槇原さんには、救急は覗くなといわれたが・・・結局週末だけで、平日は時間があれば救急外来ですごしていた。

 全く顔を出さないのは、取り残されそうな気がして・・・・。

救急外来で、機材の点検をその日の担当の看護師さんとしていたら、柳が来た。


「・・お久しぶり、元気だった?」


柳は、槇原さんと毎日顔を合わせられる環境になってから、あまり救急外来には顔を出さなくなっていた。


・・・珍しいどうしたんだろう・・・・・


僕の怪訝な顔に、柳は笑いながら答える。


「今日、美香ちゃん借りるわね・・?」


「会う約束してないけれど・・?今から逢うの?」

平静を装って聞く僕に、柳は笑いながら、”相談したい事があるって美香ちゃんから誘われた”


柳の言葉に身を硬くする・・・。


「・・・やっぱり、なんかやったんだ・・・・」

声を潜めて僕に囁く柳を押し避けて、僕は言った。

「槇原さんが見たら怒るぞ・・?僕は巻き込まれるのは嫌だ。」


柳が僕から離れて笑いながら言った。

「情報収集して、情報提供してあげるよ?状況報告して欲しいな・・・?」


僕は、機材のチェックをしながら、柳のほうを見ずに言った。


「別に・・・美香にどうせ聞くんだろう・・?」


僕の、すねたようなそっけない言葉に、柳が呆れた。


「まさか・・・26の良い大人が、美香ちゃんにそのわがままぶつけてない?・・わよね・・?」


「・・・わがままは、ぶつけてないけど・・・」


「けど・・?」


柳の怪訝な声に、性的要求はぶつけてると思う・・・とも言えず・・・。


柳はため息をつきながら僕のほうを向いていった。


「・・あなたには、借りはあるけれど・・・」


僕は何を言いだすんだろうと、柳を見た。


「槇原がなんと言おうが私は、美香ちゃんの味方だから・・・。」


僕は柳の顔をじっと見た。


「美香ちゃんが、嫌と言うものは強要はしない。」

そう宣言する柳の後姿を僕はぼっと見送る事しかできなかった・・・・。



優・・・駄目じゃん・・・・。



清水澄

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ