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昨日見た夢  作者: 清水澄
70/185

その70

「優ちゃん?美香はいつまで妹なの・・・?」


・・・コノコハ、ダレナンダロウ・・・・・



美香の言葉と、その様子に僕は返事ができず・・・。

ただじっと、彼女を見つめていた。


僕の唖然とした表情に美香は満足そうにくすりと笑い。

・・・部屋を出て行こうとした・・・


僕は、そんな美香を追いかけて、思わず手を引いて後ろから抱き寄せた。

美香が驚いて、僕を見上げた。


「・・・・誰が、妹として扱ってるって・・?」


美香は、僕の手の中から逃げようともがいた。


僕はそれを許さなかった。そして、ベッドまで美香を引っ張って、美香を仰向けにその上に転がし、その両肩の上に僕の両手をついて拘束する。


「・・誰が、妹として扱ってるって・・・?」


美香は怯えたように僕を見つめて、言った。

「・・・優ちゃん、上から目線で怒ってばっかり。」


 僕は美香の発言を無視して、美香の首筋に唇を落として、そっと、唇でなぞった。

そして片手で、ブラウスのボタンを外して服をずらし覗いた鎖骨に注意深くキスを落とす。

そして唇はその位置のまま美香にもう一度聞いた。


「・・・妹にこんなことするもんか・・・」

美香が身をよじって笑いながら言った。


「優ちゃんくすぐったいから止めて!!美香が、くすぐったがりなの知ってて、面白がって触るの止めて?」


・・・えっ・・・?


「もう、優ちゃん!!いつまで、子供時代の延長なの?信じられない!!」


・・・・いや、・・信じられないのは・・お前のその認識だろう・・・・


あっけに取られた僕に、美香が続ける。

「大体ね?優ちゃん美香に口出しすぎ。」


こいつは何を言い出すんだろうと、彼女の言葉を聞いた。


「美香が子供だから気にしてくれるのはわかるけれど?何で美香の門限を優ちゃんが決めるの?」

「自分が一緒に出かけたときは門限ないくせに!!」

「それにね、保護者ぶって美香の交友関係に口出しするのも止めて!!」

「一緒に出かけたら、必ず美香が迷子にならないように、拘束するし・・・腰に手を回さなくても美香一人で歩ける!!!」


まだまだ続く美香の話を、一度さえぎって僕は聞いた。


「・・・僕の、今までの行動を、お前はどう認識している・・・?」


「行き過ぎのシスコンの兄の、過剰な干渉と、拘束・・・」


僕はため息をつきつつ言った。


「僕は、お前を妹としてみてないって言ったよな?」


美香はあっけらかんと答えた。

「・・だっていとこでしょう?」


お前の思考回路はどこまで4歳児仕様なんだ!!!


「じゃあ、僕がここで、美香を押し倒して・・・その・・ことに及ぶ気でいるとしたら・・・お前はそれでも僕の言いたいことがわからないか?」


 美香が、思いっきり顔をしかめていった。

「・・優ちゃん、へん!!さっき誰でも良い訳じゃないって言ったじゃない!1」


・・・だから・・・どうして・・・そこまで・・・わかっていて、僕の気持ちだけスルーなんだ?・・狙ってるか?楽しんでるのか?・・・・


僕は、思い切り脱力して、美香の上に倒れこんだ・・。


美香が僕の体重に悲鳴を上げる。


「優ちゃん重い!!」

暴れる美香の足が、僕を刺激した。

思わず僕は顔をしかめて、美香の足を押えた。

美香の短いスカートがまくれて、押えた僕の手が美香の太ももに触れた・・・。


そのはじめて触る柔らかさと心地よさに思わず中心部に向かって手を移動させる。


「優ちゃん!!どこ触ってるの!!」

美香の大声に、思わず口をふざぐために、唇でふさいだ。

「んぅ!」

くぐもった美香の鳴き声に欲望が膨れ上がる・・その時にノックの音がした・・・


「優?美香ちゃん?ご飯どうするの?」


僕は、美香を見下ろして、息を整えた。

「・・すぐ降りる、写真片付けるから、ちょっと待って・・?」


母の足音が階下に降りてから、美香の口をふさいでいた手をはずす。


呆然としてる美香を抱き起こして。軽く抱きしめていった。

「お前が、僕を兄だと思いたいのはよくわかった。でも僕はお前を一人の女性としてみている。」


美香は、まだ呆然としている。


そんな美香を見据えていった。

「美香、僕は誰でも良いわけでない。僕が欲しいのはお前だけだ。よく覚えておいて欲しい」


そして、彼女の頭を軽くたたいて言った。

「落ち着いたら、先に下りて、僕はちょっと用事が出来た。」


僕のほうを見て、泣きそうになってる美香に追い討ちをかけた。

「自分で鎮めようと思うんだけれど?子供も産めて、大人な美香ちゃんが何とかしてくれる?」


微笑んで言った僕の台詞に、初めはきょとんと、そして・・真っ赤になってうつむいた。


僕はそんな美香の顔を僕のほうに向けて、やさしく触れるだけのキスを落とす。

「僕を、こんなふうにできるのは、美香だけだよ?意味わかるな・・?」


・・・・・・・・誰でも、良い訳でないよ・・・


真っ赤な美香を残し僕は自分自身を静めるために部屋を出る。


 父の言うとうり、美香を拘束していたのかもしれない。


拘束を解くために、僕は外堀を埋めることにした・・・。




            叔父たちを説得しよう。



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