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昨日見た夢  作者: 清水澄
46/185

その46

 叔父たちが到着したので、病状説明を行うために面談室に移動していただくように伝えた。


病状の説明をしようと僕が面談室に入ると、叔父叔母・・・なら分かったが、・


・・・・なぜ、僕の両親が参加しているのだろう・・・?


僕が疑問を口に出すと、わが父親は、当たり前のように言う。


「僕の大事な美香の一大事だ!!主治医が医者になりたての研修医なんて!!信用できない!!無事を自分自身で確認して、何が悪い!!」


母親は、にっこり微笑みながら。

「♪可愛い息子の・・職場訪問♪」


叔父と叔母は、ため息をつきながら、

「・・・お前この二人が言い出したことを、誰が止められるというんだ・・・?」


・・・はい、だれにも止められません・・・。


僕は、諦めてこのメンバーでしぶしぶムンテラ(病状説明)をはじめた。

槇原先生はどこにいるんだろう・・・。せめて傍で助けて欲しい。


 「虫垂炎だけでなく、腹膜炎もおこしてたので、お腹の中を洗浄してドレーンを入れて菌を外に出せるようにしています。

入院期間は、普通の虫垂炎よりも少し長くなりますが、術後の経過は今のところ順調なので、2週間ぐらいのつもりにしています。経過がよければもう少し早くなるかもしれません。」


 僕の説明を、4人は目を丸くして聞いていた。


「「・・・まるで、医者のような口調で喋ってる・・」」

母と、叔父の言葉に突っ込む気にもなれず。


父を見ると涙を浮かべている。

「・・・美香が生まれたときに、あんな可愛い赤ちゃんを冷たくあしらうこの子はどんな悪人に育つんだろうと思ったが、立派になって・・。父さんは嬉しいよ!!」


 僕に抱きつかんがばかりの勢いで、感動していた。


止めてくれ!!たかだか、盲腸の説明で何でこんなに居心地わるくならないといけないんだ!!


 笑いをかみ殺すような気配に、ふと、入り口を見ると、槇原さんが、お腹を抱えていた。


「・・・一応話は終わったんですが・・僕一人でよかったんですか?」

少し責める口調で、槇原さんに言うと。


「・・ごめん、遅くなって、でも大事な事は、ちゃんと聞いてたから。」


・・・じゃあ笑うのは止めてください・・・・


そして、補足します。・・と槇原さんが口を開いた。


「医者みたいじゃなくて、ちゃんと医者してますよ・・・?」



         ・・・・補足は其処ですか・・・・・・・・・・・





読んでくださってありがとうございます。


そして、お気に入り、登録ありがとうございます。


優はいつ美香に思いを告げるんでしょうか・・?・・ねえ・・?


 ・・・じれじれは、まだ続きます(笑)


 義弘に強気で出るくらい、美香に強気になれんのだろうか・・・。



 最近、月曜は12時更新だったので、もしお昼に見にに来てくださった方がいらしゃったら、ゴメンナサイ。


 たまたま、先月の休みが月曜に固まっただけです・・・。


 明日は、2回更新できると思います。お昼と、夕方。


 でわでわ、本当にありがとうございます。


 



清水 澄 拝

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