その139
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優ちゃんがなにかたくらんでるとは思う。
きっとこのトラブルの落とし前をどうつけようかと、考えてくれてるのだろう・・。
「もういいっていっても聞かないだろうな?」
自分に降りかかった、トラブルを許せるわけではない。でも落ち着きつつある今の状態を考えると、もうどうでもいいような気もする。
いまさら原因を探し、犯人を追及したところで、起こった過去は変えられないんじゃないの?
それよりも、これからどうしてゆくかが大事なんではないだろうか?
「あれがなかったら、都とも友達になれたかどうかわからないし・・・」
・・・でも優ちゃんはそんなことで許してはくれないだろう。
・・・・・そしてそれを止めるほどの、理由も勢いも思いつかないわたしもいる。
「とりあえず、優ちゃんの好きにしてもらおう・・・。」
私は自分がずるいとは思いつつ考えないよう、関わらないようにすることにした。
「卑怯者は美香だよね・・・?」
ため息が出た。
もう考えるのは止めよう!優ちゃんのお使いを果たすのだ!
財布を出そうと、財布を入れたポケットに左手を入れて、引っかかりに気づきそういえば指輪をしていた事を思い出した。
「・・・いくらなんでも、校内ではね・・」
そう思い、ネックレスにつないで、制服の下に隠すために制服のリボンをはずしカッターのボタンを開けようと思い、廊下ではなく横の空き教室に入った。
私が教室に入り、制服のリボンをはずしてると、後から教室に入ってくる人がいた。
思わず、勝手に入った言い訳をしようと入り口を見る。
よっちゃんだった・・・。
「・・・久しぶり?元気だった?」
こちらにちかづくその笑顔を見て、思わずうしろに後ずさりをしてしまう。
その私の様子を見て苦笑しながら、”なんで逃げるの?”とまた笑いながら近寄ってくる。
「・・・別に逃げてません。」
言葉ではそういいつつ、後ろに下がった私は机にあしを引っ掛けて、その場に座り込んでしまった。
そんな私を見据えながら、よちゃんは、ゆっくりわたしに近づいてきた。
立ち上がって逃げたいが、視線を離すことのほうが怖くて彼から目が離せなかった。そのために、立ち上がるときに私はまた机に引っかかって大きな音を立てた。
そんな私を、笑いながら見て、彼は手を差し伸べて来た。
「ほら?美香はいつもおっちょこちょいだから・・・。」
その手を払いのけて一人で立とうとする私に彼は私の前に同じようにしゃがみこんで、私の顔を覗き込んで言う。
「どうして僕から逃げようとするの?僕は美香と話し合いたいだけなのに。」
「・・・・別に逃げててないけれど?」
私の台詞に、てを伸ばしわたしのほほを彼がなでた。
・・ぞっとした・・・
「・・触らないで・・」
思わず言った私の言葉に、彼が顔をゆがめて、私に言う。
「僕は美香にいつからそんなに、嫌われたのかな?」
私は彼を睨んだ、どの口が言うのだろう?あなたが私にしたことを考えてみればよい。
じっと睨む私を見て、彼はなきそうな顔をして私の頬を右手でなでた。
「・・僕は、どうすればよかったの?どこまで巻き戻せば、君がもう一度手に入るの?」
じっと彼を見た、本当に何を言っているのか?
彼は、私を見つめた後私を抱きしめた。
「美香、どこまでさかのぼれば、やり直せるの?」




