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昨日見た夢  作者: 清水澄
114/185

その114

お気に入りご登録ありがとうございます。


すみ 拝

朝、優ちゃんの温かい腕の中で目覚めた。

世界中で一番好きなひとが無防備なすがたで、私の目の前にいた。


・・・・・さわり放題かもしれない・・・・


 しばらくその腕の中でじっとしていたが、もし起きていたら私が仕掛けた以上の出来事が待ち受けていそうで普段してみたくても怖くてしたことがない、あれやこれやを試してみることにした。


・・・優ちゃん?普段美香があっさりしてるってすねるけれど、ホントはね、私からもキスしたいし触ってみたいんだよ?でもそのあとが怖くてとてもできないからがまんしてるだけなんだからね?


・・・・・わかってる?・・・・・


 聞いてるはずのない人にでも聞こえたらこれ幸いとなにされるか解らないからと、こっそり心の中で囁いてみた。


・・・・・優ちゃん大好き。


心の中で呟きながらいたずらを堪能したが、きっと今日も優ちゃんは出かけるのだろうと思い朝食を作るために、名残惜しいその腕の中を離れた。


___


  美香を腕の中に閉じ込めて眠りについた。

 きっと欲求不満の僕は眠れないと思ったが、日ごろの睡眠不足のおかげと、美香の寝息に誘われて何時の間にかぐっすりと眠っていた。


 朝起きて、腕の中の美香をじっと見つめる・・・


 どうして何があったのかいってくれないんだろう?

 僕はそんなに頼りにならないと思っているのか?

 それとも心配をかけまいと思ってくれてるのか?


 どんな夢を見てるのか知らないがすやすやと寝息を立てながら寝てる美香を見てると、僕はどんな手を使ってでも、何とかしてやりたいと思う。


 その内美香が身じろぎし始める・・起きたんだろうか? 僕は寝たふりをして様子を見てみた。


 目をつぶって寝たふりをしてると僕が寝ていると思ってるのか、僕に擦り寄ってみたり、鼻をつまんでみたり、なめてみたり、顔の輪郭をなぞってみたり、唇に触れるだけのキスを仕掛けたりと大忙しでいたずらしてくる・・・。


 ・・・え~~と・・それでなくとも朝は、いろんな意味で危ないんですが・・・・・


 いつおきてると告げるべきかと悩んでいたら、急に小さな声で掛け声をかけて起き上がる美香がいた。


 ・・・・本当に、面白い奴だ・・・・・・


 ぱたぱたと、足音を立てて台所に向かう美香の後姿をみていた。


 しばらくして、お味噌汁のおいしそうな匂いと、玉子焼きのにおいがしてきた、ベッドの中でじっとしてるのも飽きたので僕もおきてそっと台所に立つ美香の後ろに近づいた。


 僕の気配に気づかずに朝ごはんを作っている美香を見ていたが、少しいたずらがしたくなって僕は後ろから抱きしめてうなじにキスを落としてみた。


 「・・ひゃぁ!!」


 ・・いとしの恋人がキスしてるとは思えない相変わらず色気のないその反応・・・もうすこし・・・こう・・・


 と、嘆息しながら、美香に思わず言ってしまった。

 「朝の挨拶してるだけなのに、何でそんなに嫌がるの?」


 美香は、上目ずかいに僕を睨む。

「出来れば、もう少し、美香の年齢にあった挨拶の仕方を選んで欲しいです。」


  僕はもう一度うなじにキスをして、その唇をうなじから耳元に移動させながら、美香の耳元でささやいてやった。

「美香の年齢より、僕の恋人と言うことにウエイトをおきたいですね。」

 

 美香の希望を無視した僕の答えに、美香が真っ赤になってうなり声を上げる。

 そのうなり声を無視して、僕は追い討ちをかけるようについ続けた・・。

 「・・ご年齢にあわせたから、昨日は無事だったんだろう? それとも昨日もご年齢考えなくて良かった?」


 美香が僕のかおを泣きそうな顔をして見ていた・・・。


・・・しまった、やばい・・・・


ときすでに遅し、一度言った僕の言葉は取り戻せず。その内に僕のかおを見つめたままなきだしてしまった。


 僕は慌てて抱きしめて、”ごめん、言い過ぎた”と謝ったが、美香はもう優ちゃんのとこには泊まんない、と泣き続ける。


 ・・・ほんとにしまった・・・・・


 どう慰めようと考えるが、迂闊な事を言うとますます油を注ぎかねないので、しばらく抱きしめて背中を優しくたたいて、落ち着かせる事にする。


 美香はそのまましばらく泣いていたが泣きながら僕に訴えた。


「優ちゃん、美香が来て迷惑?」

・・・・なんで昨日からそんなことを聞くのだろう?


「・・いや?むしろ嬉しい。・・・・うーんでも正直、微妙かなぁ?」

思わず本音が出た僕の台詞に

美香が呟いた。「優ちゃん美香の顔見てため息ばっかり、そんなにみかどうしようもないのかなぁ」


 ああ、それは違うよ。

みかといるといろんな事を我慢しなくちゃと思うのに、でも我慢できなくて、時々理性がどこかにいってしまう・・・・。


 僕は美香をソファーに引き寄せて腰掛けてうしろからだきしめ考える。


・・・・・さて、お子さまに僕の溜息の理由を理解してもらえるように、成人男性の欲望と、それを我慢するための心の葛藤をどう説明しよう?


・・・・ストレートに抱きたいなんて言うと、きっともう近寄らないと言うだろう・・・


 婚約までしてるのに何でこんなに苦労するんだろうと思いつつ、待てずに強引に約束したのだから仕方がないとも思う。


 抱きしめたまま頭のてっぺんにキスして抱きしめたら、美香が小さな声でもういい・・・とつぶやくのが聞こえた。








 

お読み戴きありがとうございます。


何かの拍子で、ぐるぐる世界が回るので、只今加療中・・・?


 明日更新なかったら、寝てるんだと思ってください。


 ・・・・すみません・・・・・


 すみ


 

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