その101
美香とホテルの部屋に帰った。
疲れた…
「お風呂使う?」
美香に聞いたらゆうちゃん先に使ってと、ベッドの上に座って、テラス越しに外を見ながら言う。
疲れていた僕はお言葉にあまえて先に使わせてもらうことにした。
熱い湯に浸かり今日1日の出来事を思い出す。
二人っきりが良いと約束してたのに、もっとロマンチックな場面は沢山有ったのに、結局パーク隅の味気ない一室。
、、、槇原さんにTPOなんて偉そうに言えないよな?
1人、湯船に浸かりながらわらいがこみあげる。
でも、美香はどう思ってるんだろう。勢いでokされたようにも思いふと不安になる。
僕はもう一度確かめようと思いバスルームをでた
頭をふきながら辺りを見回した。
部屋の電気がきえて真っ暗だった
「、、、美香?」
声をかけてみるが返事がない?
ねたの?
まさか、、、後悔して逃げた!
慌てて目を凝らして辺りをもう一度見た。
、、、いた、テラスに出て外を見ている。
僕はそっと美香の後ろにちかずいて抱きしめた。
「何を見てるの?」
美香の肩越しに、パークを見た。
華やかだった昼間とは違い、閑散としている。
何が面白いんだろう?
不思議に思い聞いてみた。
美香が僕の問いに夢心地に答えた。
「静かだよね、宴のアト」
よくわからない、何が言いたいんだろう?
「一日、あっという間だったよね」
今度は、僕のかおを見ながら笑顔で言う。
「楽しかったね、ずっとこれから、こんな日がつづくのかな?」
こちらを見て、笑いながら言った美香をおもわず強く抱きしめながら、僕は答える。
「続けようね」
美香が僕の頬にてを当てて、僕のかおを引き寄せて囁いた。
「優ちゃん、ずっと美香を離さないでね。優ちゃんがいない世界なんて考えられない。」
そこには、年齢は関係のない、僕の大好きな美香がいた。
僕はもう一度強く、彼女を抱き締める。
「ずっと一緒だよ。」
僕の言葉に、美香が頷くのが解った。
ずっとこんな日が続くとそのときは信じていた。




