その100
叔父たちが到着し、僕はやっと美香に逢えた。
美香は、自分のせいだと泣いていた。
刑事の言い訳を聞きながら怒りで体が震えた。
美香を抱きしめたら美香も震えていた・・・。
その横にひざまずいて、美香に美香のせいでないと言ったが美香は泣き止まず、叔父の言った婚約者と言うのを気にしていた。
「・・・美香は、僕とそうなったらいや・・?」
僕の声が震えたのが解かる。
美香がびっくりして僕を見つめた。
「叔父さんたちにはお願いしてた。僕は、今回君にプロポーズするつもりでこの旅行を計画したんだよ?」
美香が唖然としている、涙が止まっていた。
「美香、僕は僕の命が尽きるまで君と共にありたい。君が必要なんだ。僕と結婚してくれるね。」
美香が息をのみ、僕の顔を見つめた。
僕もじっと美香を見つめていた。
美香が後ろに下がろうとしたが僕は彼女の手を握って許さなかった。
美香が小さく答えた。
「美香で良いの?」
僕は思わず首を振る・・・・
「美香じゃなきゃいやなんだ。」
美香が僕の胸に飛び込んできた、僕はそれを受け止めて抱きしめる。
美香が僕の胸の中でうなずいたのが分かった。
美香が僕の服をつかんで、僕を引き寄せて耳元で小さくささやいた。
・・優ちゃん、美香も優ちゃんじゃなきゃいやだよ・・・・
その言葉を聞き思わず、美香の頭にキスを落とした。
美香の顔が上がり、僕のほうを向いてくれた・・・。
僕は、その唇に、触れるだけのキスを落とした。
・・・・美香、僕の命がある限り、ずっと君のそばにいる事を許して欲しい・・・・




