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第2話 始動

ともことりあの遭遇から3日後


りあ「決まったか?」


ともこ「あぁ、お前と一緒に行くわ」

「ただ、約束がある」


りあ「あ?」


ともこ「俺はけつさんぽの復讐をするだけだ、もし目的からズレる事したら俺はお前を殺して帰る。あと俺の方が立場上だからな、そこは理解しとけよ」


りあ「わかったわかった。相変わらず変わってねぇなぁ…」


ともこ「で、これからどうすんの?」


りあ「仲間集めだ。俺らだけじゃ限界がある。俺は北海道に集まってるヤツらに手当たりがあるから、そっちに行く。ともこは福岡に向かってくれ。GGTの生存リスナーが4名確認できてる」


ともこ「どーやっていけばいいんだ?」


りあ「この時代だ、電車も飛行機も船も日本製のAIが自動運転してる。飛行機は今からじゃ時間合わねぇから電車使ってくれ。交通費はいらねえ」


ともこ「おーけ。またここでな」


りあは北海道。ともこは福岡を目指しそれぞれ別れて行った


ともこ「久しぶりに電車乗るけど、すげぇなこれ…」


目の前には苔と草まみれ、自然に飲み込まれた駅があった。地下水は溢れ出し、線路の一部に流れているほどだった


ともこ「終末世界…って感じだな…」


花が咲き乱れ、虫が飛び。人の影など1ミリもなかづた


「福岡行きの電車が3番ホームに到着します」


ともこ「これ乗れんのか…?」


内装は綺麗に整備されているものの、外装は朽ち果てた電車がともこの前に止まった。


中には自動運転AIとお掃除ロボットだけ、普段は満員の電車には誰も座っていなかった


ともこ「ずっと現実逃避してきたけど…これが今の日本なんだな…」


5時間近く経った頃。電車は博多に着いていた


高層ビルは崩壊し、道路は地盤沈下。自然に帰った大都市を見て唖然とした


ともこ「…すげぇな…これ」


誰もいない駅には少し甘い匂いが残っていた



ともこ「この匂い…どっからだ?」


匂いの先には駅付属のファミマがあった


ともこ「ファミチキの匂いか…いや、これ誰かがあっためた後?近くに人がいる!?」

「匂いはどっちだ…?こっちか!」


ともこは匂いを辿って進んでいく


一方りあらいずは…


りあ「やっぱ年中寒いもんだなー。もっと厚着で良かったな…」


???「おっ!また釣れた!」

???「これ割とデカいんちゃう?」

???「おい、出せよ」


りあ「よー。相変わらずやかましいな」


くまのみ「あれ?!りあじゃーん!久しぶり!」


りあ「氷に穴掘って釣りか…随分呑気なサバイバルしてんな」


くまのみ「まぁねー。まさかAIが気候そのものまで変えちゃう時代になっちゃうなんてね…北海道は年中大雪になっちゃったよ」


りあ「で?こいつはなにしてんの?」


GtySQ「お前ガチで訳分からん。さっさと出せよ」


az「あー。こいつはなんか俺の魚取ろうとしてきてウザイから落とし穴に閉じ込めてるねん」


GtySQ「何俺が悪い風になってんの?そっちが先に俺のテント入ってきたんだろ」


az「あーーーー。はいはい俺が悪かったでーーーす。」


りあ「…ばからし」

「でなんで北海道にいんだよ」


くまのみ「気候が崩れたせいで今の北海道にはほとんど人が居ないから、物資や食料が他と比べて減りにくいんだ!あと釣りもできるから魚も食べ放題!」


りあ「へー。割と賢いじゃん。アイツらは?」


くまのみ「そすけとぶるーなら焚き火の薪集めだよー。てかりあは何しに来たの?」


りあ「あー。ま急用ってか、頼みが…」

「(あれ、俺ともこに潜在能力について説明したっけ…ま、いいか)」


潜在能力。Project O 監視の日本では現在生存している人間全てが【サバイバルプレイヤー】のような役割を持っている。衛生から各人間の生活を監視し、行動によって才能に沿った潜在能力を貰うことができる。能力を授かったプレイヤーはその能力に沿った力を得られることができる。


また政府の施設に管理されている人間はサバイバル力がないため潜在能力は自動的に排除される


また、この時代になったことより新たな【才能が開花した人間】も存在する。


ともこ「匂いはこのドアの先か…失礼するぞ〜…」


???「あれ?ともこじゃん。久しぶり❤」


ともこ「お前は…」


ともこの目の前には浴槽に浸かるあうあうあーがいた


あうあう「久しぶりだなー。何年ぶりだろう」


ともこ「あうあう丁度いい!実は話が…」


あうあう「ちょっと待って。ともこはこの時代について考えたことはある?」


ともこ「…は?」


あうあう「俺ね、あの後もずっと会社の面接落ちたんだ。色んな人間から見下されて、面接官にバカにされて…でもさ。もういいんだ。この時代になってからバカにしてくるやつも、見下すやつもみーんな消えた。時にそいつらを自ら殺めたこともね…」


ともこ「お前…」


あうあう「でもね、何か足りない。確かに気に入らない人間は何人も殺せる。女の子の家に侵入して好き放題できる。食べたいものは勝手に食べれる…。こんなに素晴らしいのに…。」


「そう。スリルが足りないんだよ、スリル。人がいないから、スリルがない。面白い事、やってみたい事をするのって、誰かにバレそうだから面白いんだ。でもこの時代には人間がいない…。足りないんだよ…。だからともこ、俺の遊びに付き合って欲しい」


ともこ「お前、正気?まぁやってやらんこともねーが…」


あうあう「あ、ちなみに俺と喋るのは2000円ね❤」


ともこ「お前それ冗談?」


あうあう「本気❤」


ともこ「てか、それなに?」


あうあう「あ、これ?着衣入浴だよ❤。ほら、やっぱこういうのって面白いじゃん!まぁこれも誰かに見られないと刺激がないんだけどね…」


ともこ「まぁ、ちょっとはオモロいな。で遊びってのは?」


あうあう「あー。それね。俺と戦おうよ。勝ったら言うこと聞いてあげる。でもー。負けたら殺す❤」


ともこ「…。おけ。ぶち殺す」


あうあう「さすがともこ。なんも変わってないね❤でも…俺が求めてた惨めなともこと違う。」


あうあうあーは背中からハンマーを取り出す


【潜在能力 : 粉砕】あうあうあー

「やり直しだ。」



続く

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