第41.5話 雨上がり
僕は役立たずだ。
人助けをする感覚で大事な人を死に追いやった厄病神。
僕は役立たずだ。
勝手に勘違いしてお母さんに迷惑をかけて優しいお兄さんを死なせてしまった無能者。
僕は役立たずだ。
それが正しいことだと思い大切な人を殺した殺人鬼。
「・・・・・・・。」
ツキミは何も言わずにシブキ倒れたシブキの上に傘をさす。
「悪いな。」
シブキはそう言って立ち上がる。
ツキミは導くように歩き出す。
何処へ行くでもなく雨が降る街を案内するように
しばらく雨の音のみ聞こえる街でツキミはようやく言葉を発する。
「僕って言うんだ。」
「さっきのはちょっと取り乱してただけだ。普段は言わねえ。だから忘れろ。」
「いやだ。」
ツキミは少しいたずらをする子供のような声でシブキの言葉を遮る。
「だってわたしの秘密を知ってるでしょ。だからこれで対等…平等?」
「…そうだな。」
シブキは少し笑顔を取り戻した。
そして指になにかを見つける。
「それは?」
「ツキミ、やることができた。戻るよ。」
「うん、いってらっしゃい。」
暗い顔のなくなったシブキを優しく見送る。
シブキの足はに傷はもうなかった。
部屋に戻るとリオが戻っていた。
リオだけではなくゴンリ、チームサンエンのミミ、クミ、メイそして見知らぬ若い男もいた。
男はカジュアルな服装で今どきの大学生のようだった。
「どうやら全員そろったようですね。では作戦を…おっとその前に自己紹介をしなくては、はじめまして私の名前は宇佐美義行、恐竜です。」
「何言ってんだこの人。」
書きました。
少し忙しく今回は短いです。
というより先週の書きそびれたものを書きました。




