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想造世界(イマジンワールド)  作者: あらんジョー


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38/50

第36話 襲撃

 昇格戦を終えたある日

ゴンリがシブキ達の部屋を訪れていた。

「ゴンリ・オーアであります。先日はお世話になりました。早速で申し訳ございませんが皆様に依頼をお願しにここに来たであります。」

「ゴンリあのときはどうも。ちょうど助けて貰ったお礼がしたかったんだ。なんでも言ってくれ。」

「はい!今回皆様には立街という街のの調査をお願いしたいであります。地図で言うと月光街から少し外れた…このあたりであります。」

「立街か…そこに何かあるのか?」

「はい。というのもここで護衛をしていた我軍の兵との連絡が途絶えたのであります。それだけではなく街の住人からの連絡も一切ないといった状態であります。」

 ゴンリは少し不安そうな顔で話をする。

「本来ならもっとちゃんとした形で調査を行いたいのでありますが今回は貴方達の国の代表がこちらに来るそうなのでそちらの護衛に手を回しているので…。」

「だからオレ達の力はが必要とな訳か。まかせろ!元々俺たちはそのための集団だからな。」

「さあ!お前等準備はいいか?仕事の時間だ!」


シブキ達が出発した頃、月桜城では。

「なぜワシが行かなくてはならん?こういうのはソティスが行うものではないのか?」

 文句を言いながら廊下を歩く財務及び国土担当の金吾。

「それはそうなのですがソティス様は全体の護衛の指示を行う立場ですので。晋作どのや梅子様に任せると大変なことになると思いますので。ですからソティス様は貴方に頼んでいるのです。」

「はぁ〜、分かった分かった、だが高くつくぞい。」

 金吾が部屋に入る。

「待たせてしまってすまんの。しばらくここで待っていてくれ。なんならこの老いぼれとお話でもするか?」

「ええ、是非ともお願いします。」 

 部屋に高橋総理が座っていた。


シブキ達は立街に到着していた。その街並みは月光街とは違いビルなどはなく一軒家や畑が目立つ。街とイ言うよりは村といった印象だった。

「ここが立街か。確かに人の気配を全く感じないな。」

「建物もかなり壊されています。それも最近できた感じですね。」

「つまり何かに襲われたってこと?」

「どうやら今のところ通信は伝わるみてぇだなそっちも聞こえるか?。」

「ああ、ちゃんと聞こえてるぞ。」

 今回、退院はしたもののまだちゃんと怪我が治っていないリオは部屋で留守番をする代わりに通信がどの範囲で途絶えるのかを観測する係を担当している。

 街の中に入るとイグニスは顔をしかめた。

「血の匂いがすごい。」

「せめて一人でも無事な住人がいればいいのでありますが。」

 4人が奥へ進むとある建物が目についた。

 それは真っ白で構成されたドーム状の建物で街の建物とは浮いていた。

「おかしいでありますね。こんな建物があるなんて聞いてないであります。」

「こっちの3Dマップもだ。そんなところに建物なんてないぞ。というかこれ位置的に畑の上に立ってないか?」

「確かに荒らされて分かりにくいが周りにあるの全部作物だな。」

 4人は建物の中に入る。

 自動ドアで鍵はかかっていなかった。

「なんでここは電力が通ってるんだ?」

「だいぶ変であります。地下から電気を引いてるんでありますかね?」

「いやぁ~この建物だけで完結した電力だと思うぞ。明らかに畑の上にたった違法建築だし。」

「周りの状況から見て空から降ってきたような印象を受けますね。」

「竜巻でも起きて飛ばされたとか?」

「どんな威力の竜巻だよ!まあ奥に何かあればいいんだが。」

 しばらくすると地下があった。

「だいぶ深いぞこれ。」

「年のために皆さんにこれ押しときますね。」

「なんだそれ?」

「瞬間移動の印です。これを握って目を閉じれば行きたい所に飛ぶことが出来ます。もしもの時の脱出用のものとして使ってください。ただし、自分がいったところのある場所にしか飛べませんが。」

「感謝するであります。」

 4人は地下へと潜っていく。

「内部の機器から見てここはどこかの研究所でしょうか?」

「それにしてはなんか違和感ねぇか?。」

「違和感でありますか?」

「ああ、なんか機器に統一性がねぇっていうか。生物を調べる顕微鏡や薬品ぽいのがあると思ったら車とかを整備する機材もそれとおんなじくらいあるって感じだ。」

「でも医療装置の開発でしたらこのくらいあっても違和感がないのでは?」

「そういうもんかな?」

「周りの研究内容も調べてもよさそうだね。」

 4人は研究部屋で資料を探す。

「鍵がかかってるな壊すか。」

「中のものも壊れるかもしれませんよ。」

「大丈夫だゴンリ!こっちに来てくれもしオレがやらかした時に壊れた位置を変えてほしいからな。」

 しかしゴンリからの返事がない。

「…うっ…ごふっ!」

 返ってきたのはうめき声だった。

「オイ!どうした!?」

 振り返るとゴンリの腹に腕が貫かれていた。

書きました。

新章です。

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