閃光の剣術
エリーちゃんが言うには村の外に出たライリーが村長を見つけたんだが村長は魔獣に囲まれていたという
ライリーがエリーちゃんを呼びエリーちゃんの魔術でその魔獣を討伐していったんだが自分達の後ろを着けて来ていたいじめっ子が別の魔獣に目をつけられてそれを庇ったライリーまで魔術に囲まれてしまったらしい
「なんでみんなを助けずエリーがここにいるの?」
それは、、と籠るエリーちゃん、流石にここでエリーちゃんを責めるのはおかしい
「おい、今それを聞く必要あるのか?それよりもまずは村長さんとライリーを助けに行くのが最優先だろ」
「それはわかってるわよ!けど村の外に私は出れないの!
だから村の外はエリーがなんとかしないといけないの!」
「それはそうかもしれないけど..
そうだライリーだって魔術を使えるんだからなんとかならなかったのか?」
エリーちゃんは申し訳なさそうな顔しながら
「兄は魔術を理解してるだけで使える魔術は少ないのです。
一応属性は土ですが」
と告白した。たしかにライリーがどの属性かは聞いた事がなかった。ってか土!?
「土って、戦闘に関しては防御に特化して攻撃に関しては他の属性との配合技を使わないと強力な技にならないっていう土属性か」
「誰でも知ってる猿知恵披露している暇があるならさっさとおじいちゃんを助ける猿知恵を披露しなさいよ」
こいつは走りながらでも嫌味を言えるのか
そんな事よりも村長達を救える方法、エリーちゃんが俺達に助けを求めて来たと言う事はエリーちゃんの手には負えないのだろう。
レイラは外に出れない、俺の魔術に攻撃手段はない。
他にこの村で魔術を使える者はいない。
どうすればいい。どうすれば、、、
あるじゃないか、魔獣を倒せる可能性がある方法が
「レイラ、オレ達はライリー達の家に寄るぞ、エリーちゃんは先に行って待っててくれ」
「は?そんな暇ないんですけど?」
「寄らないといけないんだよ!」
俺はライリーの家から剣を持ち出し走り出した。
レイラはそんなん持ち出して意味あるの?って言っていたが意味はある
ライリーは自信がない的な事らしいがエリーちゃん曰く他の人は評価してた。と言う事はそこそこに強いって事だ
ならこの可能性に賭けるしかない
村の端に着くとエリーちゃんが待機していた
レイラはここから先には行かない。
レイラと別行動するのは何気に初かもしれない
俺にとっても賭けだ。失敗すると友達を失うだけでなく現場に行く俺も死ぬ可能性がある。
ましてや魔獣に会うのは初めてだ。
単勝オッズ50倍って所かもな
村を出て1キロぐらい走っただろうか、そこには3メートルぐらいのドーム状の土壁がそこにはあった
その周りには体長2メートルぐらいあるだろう土竜みたいな魔獣がいた
俺の世界に2メートルのモグラなんて聞いた事がない
これが魔力を溜め込んだモグラという事か
「ライリー!俺だ!ハルトだ!剣を持って来た!これで戦え」
思いっきり叫んだ。あの土壁の中に聞こえるように
「ハルト様、、そんなに叫ぶと魔獣が、、」
え?そうなの?まぁそれもそうか、モグラって耳いいもんな
魔獣のモグラは一目散にこちらに向かって来た
せめて土の中を移動してくれれば楽に死ねたかもな
「ウォーターカット!」
エリーちゃんの水魔術でモグラ魔獣の足を攻撃してモグラ魔獣はバランスを崩した
「お兄ちゃん今っ!」
エリーちゃんがそう叫ぶと土のドームに人1人出入り出来るだろ出入り口が現れてライリーの姿があった
「エリーちゃん」
俺の掛け声で剣を空へ投げる
「ウォーターボール」
エリーちゃんの水魔術に乗せて剣をライリーの元へ送る
そこからは圧巻だった
ライリーが剣を持つと10秒もしない間にモグラ魔獣は息を引き取っていた
閃光の如く剣を捌くライリーに皆が認めた理由がわかった




