お片付け
ライリー宅に来た訳だが家の広さはレイラの家よりもかなり狭い、前の世界的に言うと6畳一間がぴったりだろう
この広さで男手が必要ってライリーだけで出来るだろうに
「あれ?エリーちゃんは?」
「エリーなら地下に」
この家地下なんてあるのか
「ライリー!この布団は洗濯するの?」
「レイラ様!そうですけどそれは私がしますので!!
ハルト様、地下はその床の扉を開けたら入れますのでエリーの手伝いをお願いします」
ライリーは勝手に布団を持ち出そうとするレイラを急いで止めに外へ行った
俺は床の扉を開け地下へと向かった
薄暗い階段が10段ほどあり下へ降りるとエリーが火を灯しながらいた
「お兄ちゃん、そこのカバン達整理してくれない?」
「えっ、あっ、はい!わかりました!」
「!?、ハ、ハルト様っ!?申し訳ありません!
髪色がお兄ちゃんと同じなのでつい...」
「別に気にしないでいいよ、これが初めてじゃないしね」
そう、俺の髪色は金色、染めた訳ではなく元々金髪
俺は父を知らない、母も幼くして亡くなったので母方の祖父母に育てられた。母は日本人なので父親が外国人なのだろう
「この髪色あまり好きじゃなかったけどエリーちゃんに抱きついて貰えるなら悪いものじゃないね」
エリーちゃんはもう!と言いながらも赤面していた。
ように感じた、辺りは薄暗いしね、よくわからん
見渡すと地下は上の部屋よりも少し広かった
俺はエリーちゃんにカバンの整理をお願いされ数あるカバンを端っこに綺麗に並べてみせた
他には掃き掃除に拭き掃除、その中で俺は剣を見つけた
「エリーちゃん、この剣、、」
「あっ、それはお兄ちゃんのです」
「へー、ライリーこんな剣持ってたのか」
「はい。お兄ちゃんは魔術を上手く使えないので剣術の練習をしていたんです。まぁ、厳密に言えば祖父のなんですが」
その剣はよくゲームにある剣!って感じの見た目で重さはっ、意外と重い
片手じゃまともに振れないな..
「けどライリーから剣術やってますなんて聞いたことないけど」
「お兄ちゃん自分には剣術の才能もないって言ってますから...」
「へー実際の所どうなの?」
「才能があるって皆言ってたんですけどね」
「俺の魔術とは大違いだな..」
けどなんで才能があるって言われながら続けてない理由って..
まぁまた今度聞くとするか
「そういえばハルト様は光魔術どこまで扱えるようになったんですか?」
こちらの顔を覗き込みながら上目遣いのエリーちゃん。かわいい
「どこまでって、草をくっ付けるのはもう慣れたなぁ
それ以上はまだだよ」
「もう少しで初級クリアですね!」
「クリアってそれがなかなか難しいんだけどね、人を治癒する機会すらないし」
「それなら教えましょうか?中級までなら光魔術使えますし」
思い出した
初めてエリーちゃんとライリーに会った時気絶してたライリーをエリーちゃんが治癒してたな...
「ライリーーーーーーーーーーー!!!!!」
「なんですかハルト様っ、地下から飛び出してきたと思ったらいきなり殴らないでくださいよ!」
「お前!エリーちゃんが光魔術、それも治癒魔術使える事忘れてやがったな!!」
「あっ、、」
こいつあっ、って言いやがった
「この野郎っ」
「エリー!ハルト様を止めてくれ」
「ハハハハ、お兄ちゃんの自業自得だよ」
「お前が最初から言っとけば!!」
「すみません!謝りますからくすぐりだけはっ」
「ふー、今日はこのくらいにしておいてやろう」
ライリーと戯れあっただけだけどいい汗かいたな
「ライリー!あっ、ハルトもいたの」
「レイラどうした?」
レイラの後ろには村長さんがいた、何かあったのか?
「いや、ちょっと用事が出来てね、私先に帰るから」
「おう、なら終わったら適当に帰るわ」
そう言うとレイラは村長さんとどっかに行ってしまった
俺は...さっさと片付けてエリーちゃんに光魔術を教えてもらうんだ!!




