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世界の力と神々の戦争  作者: 一瀬夏鈴
プロローグ
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プロローグ

 五千年前、神や天使、幻獣、悪魔、そしてその上に立つ四大神である創造新、運命神、龍王、魔王たちは多くの同盟を作り戦争をしていた。

 何のためか。

 それは四大神の力にも匹敵する力を欲したからだ。

 のちにこの力は「大戦の引き金」と呼ばれるようになった。神々は命を落とし石化したものや、封印されたものなど現世での数を多く減らした。人間はこの大戦で、神々に戦争の道具として扱われ多くの命が失われた。

 しかし、人間はこの大戦で生き残るために戦う術を手にいれた。

 それは何か、魔力の使用だ。

 魔力を呪詛の形に変換することで身体強化をできるようにし、魔力を反応させることで魔法を使えるようにした。そして、四大神が強大な力を使い実体を失うのと引き換えに「大戦の引き金」を消滅させ大戦は終結した。生き残った神々や人間は国や宗教を作り、また人間は現在に至るまでに数を大戦前以上まで増やし繁栄させた。しかし、神々がもう一度「大戦の引き金」を欲し始めた。これはこの世界と僕らの運命をかけた物語だ。

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