27.起床
ガチャ
「いやっほーい、起きろー奏人ー。ってなんだ起きてたのか。」
「朝からうるさいな。静かにしてくれよ」
俺は今日、異世界へ飛び立つ。何だかこの一文だけ見ると中二病の末期症状と思うやつもいるかも知れないが、色々あって本当に異世界へ行くことになった。
今、部屋に入ってきたやつは光木というやつだ。光木は...まぁいっか。紹介するならうるさいやつよ覚えればいい。あ、あと異世界人だ。
「なーんだ。つまらない。寝ていたらいたずらしようと思ったのに。」
「やめろ。寝起きは悪い方だからな。最悪、殺めてしまうかもしれん」
「つーか。その修学旅行みたいなノリやめてくれ。」
「いいじゃないか。修学旅行好きだけど?」
「そういうことじゃ...もういい。で、何の用だ?」
「ああ、ミカンとクレオさんにもう行くから、呼んでこいって言われた。」
ミカンとクレオさんは光木と同じ異世界人だ。二人は出来ている疑惑がある。
「分かった。もう準備は終えているからな。後は行くだけだ。」
「あー。ダメだよ、奏人。異世界にいくときは、こっちの世界の人とわかってしまうものは持っていけないんだ。持っていけるのはアクセサリーぐらいだよ。」
...嘘だろ。あっちでどんと兵衛食べようとおもってたのに...。
そう言われては、仕方がないため、ひとつだけ持っていくことにした。
「そのクローバーのアクセサリー誰から貰ったんだ?...もしかして、同じ女子とかかな?」
「ちげぇよ。母さんから貰ったんだよ。...それと、モテないの知っているくせに、そういういじりはやめろ」
「はーい。じゃあ行こうか」
~~~~~
俺たちは昨日と同じように彼らの部屋へと向かった。ノックをし、ドアをあける。
「おー来たか。昨日はよく眠れたか?」
ミカンが気さくに迎えてくれる。クレオさんはコーヒーを飲んでいた。
「はい。お陰さまで。」
「それは良かった。私も、心配をしていたんだ。楽しみで眠れませんでした、だなんて言われてはどうしようかとな」
「そこまで子供じゃないですよ。それは光木ぐらいでしょ。」
「なんでばれたんだ!?」
本当に眠れなかったのかよ。てか、眠れてないのにそのテンションかよ。
俺が光木の恐ろしさにおののいていると、彼女が話しかけてきた。
「さて、そろそろ始めるとしようじゃないか。ミカン。」
「はいよ」
そういうと二人は俺の胸の前に、腕を挙げる。暫く待っていると、体のなかに何かが流れてくるような気がした。
「これで魔力は流し終わった。後はそれを混ぜるだけだ。」
「はい、やってみます。」
俺が何とかミカン、クレオさん。そしてノナさんの魔力を混ぜると、俺の前の空間が歪み、ドアが出現した。
昨日は区切りってことで一日休みました。
(忘れてたとか言えねぇ)




