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19.魔法

「強すぎません?その魔法」


この空間のなかだったら彼女は死なないのでは?光木がよくいっていた「ちーと」ってやつじゃないか?


「そう思うだろ?俺も最初この魔法の概要を聞いたときにゾッとしたぞ!」


「お前の魔法も大概だろう?」


ミカンは笑い、女性はため息をついている。俺はそんな雰囲気に置いていかれてポケーとするしかなかった。


人通りやり取りが終わるとミカンがこちらを見た


「どうやらうまくやったみたいだな。クレオも満足げだったぞ」


「んっんー。そう言うことは言わないでいい」

「それより奏人あのときもいった通りだ。魔力を分けてやる」


「よしっ!」


俺は拳を握り小さくガッツポーズをする。これで異世界へいける。


「それはいいがお前はまだ未熟だ。あちらの世界は頭脳で成り上がっているやつもいるが、基本は腕が立たないと、お前の目標はまず達成は不可能だろう」


「魔法のひとつも持っていないお前は人権はなくなるレベルだ。ひとつぐらい持っていないとごみ扱いだ」


そんなに厳しい世界なのか


「どうやったら魔法を覚えられるんですか!」


クレオは3本の指を立てて話す。


「ある。方法は3つだ。ひとつ目は異世界人限定だ10才の頃に発生して手に入れる方法だ。これには原理がある。異世界人は産まれてくるときに魔法の卵と言われるものを持って産まれてくる」


「これに10年間魔力をため続けて10才に孵化して魔法が使えるようになる。またこれが無かったか人逹のことを【アンラッキー】と呼ぶ」


「二つ目は万人が発生できる方法だ。だが不確定要素でもある」


不確定要素?


「ある状況下に置いてその状況に対処するかのように魔法が発生する。耐性のようなものだ」


「耐性?例えばなんですか?」


「例えば昔に孤独がすぎる子供がいた。その子供は想像でしか楽しむことが無かった。そんな子供が手にいれた魔法が想像したものがある空間下で実現するといったものだ」


「何かあったんですか」


と訊こうとしたがやめた。何かを感じ取ったからだ。


「3つめは本人の思いや行動に応じて発生する」


「例えば人助けをずっとしていると【助言】といった魔法を手に入れることができる」


【助言】とは文字どおり助言をもらえるらしい


「魔法の発生方法はこんなところだ」


二つ目は余程のことがないと無理らしい


「後は魔法には二つの種類がある。ひとつ目は任意で発動する魔法。二つ目は常時発動しているものだ」


「最後だ、魔法は進化する」


「進化?」


「進化をすると魔法は二段にも三段にも威力が上昇する」


「進化条件はひとそれぞれだ」


どれもすぐには習得できそうにはない


俺がどうやって魔法を発生させるか悩んでいるとクレオさんの口から発せられた言葉によって悩みぞんになる。


「ということでお前に魔法を発生させる訓練をつける」




ヤバイ鬱ですわ

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