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17.腕試しされる

遂にタイトルの二字縛りがきつなりました。

「戦いのセンス?」


「ああ、そうだ。これが一番手っ取り早い」


ほれ、と女性は懐から何かをこちらに投げてくる。


それを手にとって見ると


「ナイフ?」


「かかってこい。いっておくが本気で来ないと殺す」


素手対ナイフ?しかもこんな狭い部屋で?


「ほら、こい。それともこちらから行ってもいいのか?」


そんな、待ってほしい。心の準備が。


「遅い。いくぞ!」


彼女はソファから立ち上がり大振りでこちらに攻撃してくる。


まずい!


俺は咄嗟に左に身体を反らす。すると彼女の攻撃は通り抜けていく。


このままでは不味いとすぐ立ち上がって彼女と距離を置く。


彼女は不自然に攻撃したままにピタリと止まっていた。その拳の先を見ると。彼女はが撃ち抜いた部分だけが消滅していた。


「な!?」


「いっただろう?本気で来ないと殺す、と」


もしかしてこれが彼女の魔法なのか?


この狭い部屋では不味いと近くにあったドアを開けて外へ逃げる。


「いい判断だ!ただの子供じゃないんだな!」


金属でできている壁に反響して聞こえてくる声はやけに楽しそうだったが、早く広いところへ行かないと狭いところではまず、勝ち目がない。


何か逃げているばかりだなぁと思いつつも足を止めない。右へ左へと進んでいくうちに小さな袋小路にたどり着いた。


逃げ回るにはいい広さだと思いここで彼女を待つことにした。


入口のずくそばの壁に背を向けた。


消耗戦となるのは避けたい。なので一発めで仕留めるために不意討ち作戦を決めることにした。


失敗は許されない。手加減も許されない。少しでも油断すれば一瞬でやられてしまうだろう。


そっと息を潜める。


たったったと、走ってくる音がする。


汗が流れる。学校で面接の練習の時ぐらい緊張する。


くる。手汗でナイフを落とさないようにしっかりと両手で握りしめる。


彼女が入ってきて後ろから飛びかかる形で襲う。


(もらった!)


常人なら行けると思っていた。が


「甘いっ!」


彼女は即座にこちらへ振り向き俺の手の中にあったナイフを弾く。ナイフはアーチを描き遠くへ落ちる。


俺は即座にナイフを取りに行こうとするが彼女はそれを許さず、拳を大きく振ってくる。咄嗟に飛び退く。すると凄い音と共に床が大きく大破し、土の部分が見えている。


「不意討ちとはいい作戦だが私には通用しなかったようだな」


俺は言葉を返さずに遠回りしてナイフを拾うために壁際を走り始めたが、彼女はそれ以上の速度で追いかけてくる。


彼女は大きくとんだ。


(跳躍力化け物かよ!)


着地と共に足元にに大きな穴を開ける。俺は避けるためにナイフにめがけて前へ大きく飛んで転がった。


ゴロゴロと3回ほど回ったあとにナイフをとり体勢を整える。


肩で息をしながら。彼女を見るが息切れどころか汗ひとつかいていない。


(ここからが本番だ!)



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