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14.弱点

【どうやって彼に魔力を分けてもらうの?】


「俺はこのバラバラ鬼ごっこの勝利したときの賭けを父さんのやった理由を教えてくれというものにしました。」


【...成る程ね】


「そうです。もし本当にミカンが父さんのことを教えてくれるのら、ノナさんの世界知識で『ミカンが教えてくれる』と出るはずです」


【つまり彼が花人さんのことを知っている可能性は低いということか】


それに知ってるか知らない情報を聞くより両親が異世界人だったという事実があるおかけで異世界の方が確実性が高いことがわかる。


それに父さんのやった理由は現実世界の事ではない。父さんは毎日変わらずに同じ時間に帰ってくるからだ。


前、お父さんの同僚の下田さんに聞いても『定時になるとあいつすぐ帰るからな』と言われた。そのあとの『お前のことが可愛いんだと思うぞ』と言わなければ彼はいい大人という印象で終わったのに。


それに俺の始末を異世界人にミカンに任せたことも可能性を高める要因になり得るだろう。


「なので勝利報酬をミカンの魔力に変更できないか明日交渉してみます」


【その前に勝たないとね!ミカンは手強いよ】


「ノナさんはミカンの弱点とか知りませんか?」


【ミカンの弱点という弱点はないかな...】


「そうですか...」


俺は肩を落として思考へふけようとしていたがノナさんのことばが非常に嬉しいものだった。


「ミカンの弱点は知らないけどミカンが使う魔法の弱点は知っているよ」


【教えてくださいっ】


「はいはい、落ちつてね~」


と、呆れたように反応された。くっもう一回あんな反応してくれないかな...


【とりあえず《小跳》だよ。これは弱点は3つある】


【ひとつはクールタイムが二秒あること。もうひとつは飛ぶ距離が決まっているということ。最後は飛ぶ方向が一直線だということ】


いがいとあるんだな。そんなに弱点があるなら50回も使えるのか。


【とぶ距離は代々3メートル】


間に物質なにがあろうと跳んでしまう。先に地面がないととか使えない。


【こんなところかな】


「ありがとうございました」


【うんじゃあ気をつけて】


【さてお別れする前に。意識が起きたら外に出た状態だと思うその足元に星の満ち欠けが満たされたときに照らすと私の世界と繋がれる石を置いておく】


【まぁ別に来なくてもいいけど。出来れば月に一回来てほしいな】


「...はい必ず来ます」


それじゃあね


そう聞こえた瞬間また意識が暗転した。




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