12.詳細
書いたあとにオモイマシタガ「らしい」を多様しすぎらしいですね
【もうある程度の話は終わったかな】
「ありがとうございました」
途中で所々熱くなってしまったが1時間ほど俺の気になったことを質問してそれに答えてもらった。
聞いたことの大まかなところは
異世界の文明のレベルや地理的なこと、ライフラインのレベルや政治的なこと文化のことなどだ。もう少し細かくすればまだまだあるが今回は割愛する。
異世界の文明については万人が使える魔法が便利すぎてそこまで発展していないとのことだ。魔法は利点しかないと思っていたが意外なところでのデメリットがあった。
魔法が応用力が高いが故に文明が発展しないのはまずいことだと思った。生活面ではどうにかなるだろうが作物という点では温度や湿度などのことに大きく左右されてしまうはずだ。その対策ができないと寒い地域ではろくな作物ができないはずだ。魔法で暖めると言っても魔法は永続的に使えないはずだ。交代で使うなど色々思い付くが自分が魔法を使えないのでわからない。農業の知識もないし。
地理としては三つの国があるらしい。その国達を囲むようにして広大な自然が広がっているらしい。さっきの三国としては、スイ国、アチェ国、レーミ国の国名があるらしい。この三国は近年戦争をしているらしい。戦争といってもつつきあい位で大きくはなっていないらしい。どうやら宗教上の問題らしい。崇拝の対象としては昔いた三人英雄達をそれぞれが崇拝しているそうだ。スイ国は作戦や戦法などの数々を編み出した魔法使いの女性エルフのイーナ=ラハ。アチェ国は旅の途中で武器の修繕や作成を担当した豪腕ドワーフのリーマ=ゴダ。彼の作った武器は今でも国宝として扱われているらしい。レーミ国は戦闘においては当時の国にいた強者たちから頭ひとつ抜きん出ていた器用万能カーディナルのワダ。ワダの話を聞いたときは怪しく思った。日本人なのか?と。だがそれを聞くのはやめた。何故かと言うとワダの話しているときのノナさんは何か思い出したかのように声のトーンが落ちていたからだ。
ちなみに苗字=名前らしいリーマならリーマが苗字でゴダが名前だ。
戦争の理由としてはある日アチェ国が他の二国にケンカを売ったらからしい。細かいところまでは秘密にされているからとわらかなかった。
ライフラインとしては電気魔法があるのだかそれを電気エネルギーとして使えてはいないらしい。水は井戸や川から汲むとのことらしい。ガスはなくあちらの世界では酸素の代わりに魔力が火を燃やしているらしい。わざわざガスを使って火を起こす必要がなく、魔法で大抵はやってしまうようだった。
政治としては王政らしい。特に国民に課していることはないらしいが。
文化のことについては多すぎて正直覚えきれていない。
【さあ堅苦しいことは話したんだから次は君や私のことについて話しましょう?】
「わかりました。さっきまでは僕が聞いてばかりだったんでノナさんが先に質問してください」
【ん~とね。じゃあ奏人の両親について聞かせて?】
「...父さんは生きていますが、母さんは僕が7歳のころに病気を患い、亡くなりました」
【あ...。ごめん...】
俺は落ち込んでいるノナさんを励ました
「大丈夫ですよ。もう母さんのことは心の整理が出来ていますから」
俺がそう言ってもノナさんは落ち込んだままだった。
【わかるよ。私も私にとって恩人の人が居なくなったときは悲しかったもの】
「もう大丈夫ですって。母さんのことは好きだったけどもう決別出来てますから。だからもうこの話はやめ...」
ポロ
あれ?
おかしいなぁ。
目から水かでてきた。
「あ...。すみません大丈夫ですから」
俺がそう言うとノナさんは俺の頭を両腕で包み込む。
【いいんだよ泣いても。私もいっぱい泣いたから】
その声はやけに大人びていて温かみがあった。
俺は嗚咽は出さずにしかし涙は沢山流した。
「すみません。見苦しい姿を見せてしまって」
【いいよ。泣いているときの奏人凄い可愛かったよ】
「もうからかわないで下さいよ」
少し微笑みあってノナさんが言った
【聞かせて?】
何かを聞かずともわかっている
「はい...」
「あれは僕が5歳くらいの時です。」
つくづく自分の国語力を恨みます




