二日目・夜
【イレーネさん】
イレーネ「シュベルさんに投じます。」
【キッカさん】
キッカ「何でぇ…………?」
シュベル「頼む。キッカ。……大丈夫だから。な?頼むから泣くな。」
キッカ「………シュベル。ごめんね……ごめんねっ…」
【くおんさん】
くおん「シュベルさんに投票。共有者なんて、残酷なものなのね。」
【グラシアさん】
グラシア「サクッと指定を入れられる共有者で安心しました。もちろん指定通り、シュベルさんに投じます。」
【サイレスさん】
サイレス「シュベル。…すまない。」
【五月雨さん】
五月雨「シュベルに投じる。………なかなかうまくいかないな。」
【小世璃さん】
小世璃「シュベルさんに投票や。その子は気の毒やけどな…」
【シュベルさん】
シュベル「………ラグスに投票だ。俺なりに怪しいと思ったところに投票しとく。」
【ドロシアさん】
ドロシア「シュベルに投票よ~」
【メイシアさん】
メイシア「指定に従います。シュベルさん。」
【ベルタさん】
ベルタ「シュベルさんに。………何なんだろうね。」
【モエギさん】
モエギ「シュベルさんに。………ごめん。」
【ヤシャルトさん】
ヤシャルト「シュベルに投票だ。」
【ラグスさん】
ラグス「シュベルさんに投票。俺が怪しまれてるのか。」
【リオンさん】
リオン「…………イレーネ。」
イレーネ「!」
リオン「俺一票くらい反抗してもどうせ変わらねぇだろ。」
イレーネ「……リオンくん…」
【投票の結果、シュベルさんは処刑されます。シュベルさん以外の人はそれぞれの自室に移動してください。】
シュベル「………………はは。何だよ。早く行けよキッカ。」
キッカ「シュベル………シュベルは怖くない?もし怖いのなら私、ここに残る。」
シュベル「怖くねぇよ。」
キッカ「ほんと………?」
シュベル「怖くねぇ。人を殺す事よりは全然、怖くねぇ。キッカ。お前はお前のままでいるんだぞ。こんなゲーム、誰も望んでない。楽しんで人を殺すやつなんて居ない。それを忘れんな。」
キッカ「………………うん。」
ヤシャルト「キッカ。おいで。」
シュベル「よし、行け。暫く離れるだけだ。」
キッカ「………うん。そうだね。絶対、迎えにいくから。」
「なるほどな。アイツもこんな感じだったのかな。ここで、こうしてみると、確かに助かる気がしてくる。不思議だな。」
【二日目、夜】
【狼の遠吠えが聞こえる………】
ヤシャルト「………ん?どうしたの?」
リオン「………お前こそ。」
ヤシャルト「俺はキッカに一人にさせて欲しいっていわれたから外をぶらぶらしてるんだ。……共有者がこんなところを出歩いてていいのか?そろそろ夜アクションの時間だろ。」
リオン「…あァ?」
ヤシャルト「さっきの投票。あれは流石にやりすぎじゃないか?」
リオン「…俺は、アイツみたいに賢くねぇし人狼ゲームも詳しく知らねぇ。でも許せなかったんだ。お前もそうなんじゃねぇのか!?お前の目からもシュベルは明らかに白く見えただろ!?」
ヤシャルト「証拠は?」
リオン「っ………それは。」
ヤシャルト「シュベルはグレーだ。それに、アイツもそこまで抵抗しなかっただろ。何でだと思う?」
リオン「そんなの分からねぇよ。」
ヤシャルト「シュベルは人を殺すことの怖さを分かってた。人を殺したくて殺してるような奴は、少なくともここには居ない。俺はそういう人間を沢山見てきたから分かるんだ。」
リオン「………本当だろうな?」
ヤシャルト「ああ。嘘はつかないよ。俺は。」
リオン「………ちっ…」
※ ※ ※
【三日目、朝】
【グラシアさんが無惨な姿で発見されました】




