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最終日・昼









(今日で全てに決着がつく)




(勝っても、負けても)




(このゲームはもうおしまい)








(………私は、)



(俺は)



(私だって♪)









(負けるわけにはいかない。ここまできて負けるわけには、いかない。)






―――――――








キッカ「………………」



ラグス「………………」



ドロシア「………………」



キッカ「………三人…」



ドロシア「最終日ね。………本当に来てくれたわ。」



ラグス「………狼陣営はデタラメな噛み方をしてましたけど、典型的な三人で迎える最終日です。役職持ちが居ない中、村人候補三人で殴り合う展開ですね。」



キッカ「………昨日の処刑は。…小世璃さんが人狼だったんですね。」



ドロシア「ん?メイシアが狼なら、シュベルやベルタで人狼が処刑されてて小世璃が村人って場合もあるわよ?」



キッカ「………これはもしかして、ドロシアさんに試されてるんですかね………」



ドロシア「………」



キッカ「シュベルやベルタさんが人狼なら猫又を炙り出すと思う。………だからメイシアさんの真偽は関係なく昨日は狼が二人いるって私は思ってます。」



ドロシア「そう。」



キッカ「………それに、今朝くおんさんが襲撃されたのは小世璃さんが人狼で処刑されたから。だと思うんです。」



ラグス「うん。」



ドロシア「まあまあね。」



キッカ「っ!やっぱり試してましたね?ラグスさんはどう思いますか?」



ラグス「俺?俺は、そうだな。ヤシャルトさんが猫又で出てきたあの日、キッカちゃんは五月雨さんに、ドロシアさんはヤシャルトさんに処刑を誘導してた。結果ドロシアさんの方が間違ってたわけだ。」



キッカ「うん。うん。」



ラグス「その点では黒要素だ。でも、そこからドロシアさんを狼で見るってわけじゃなぬて、共有者ほどドロシアさんを村人では見てないって事にしかならないな。」



キッカ「………」



ドロシア「私は村人よ。今日私を処刑すると負けるわ。」



キッカ「……あの日。呪殺も出て偶数進行だった四日目のあの日、五月雨さんを処刑してて、もし狩人が護衛成功を出せば奇数進行になるから、ヤシャは最終日まで残れたはずでした。」



ドロシア「それはヤシャルトが処刑された日に言うべき事じゃない?」



キッカ「………気が動転してそこまで頭が回らなかったんです。


でも、道連れが発生したことでヤシャが猫又だったり、モエギさんが真占い師だったり、狐がもう居ないってことが分かって少し思考がスッキリしてきたんです。」



ラグス「整理がついたんだな。よかったよ。」



キッカ「私はドロシアさんは猫又の呪いで道連れになるよりも、ヤシャが最終日まで残るのが嫌だったんじゃないかって思っているんです。」



ラグス「え?どうして?後になるにつれて村人が道連れになる可能性が高くなるのに?」



キッカ「あの日はほとんどの人がヤシャを猫又だと信じてませんでした。そう言いましたよね?」



ドロシア「ええ。言ったわよ。」



キッカ「ヤシャが偽物で見られつつ、処刑されないのなら村人は、ヤシャを偽物で見てるから五月雨さん、グラシアさんの二人から白をもらってるドロシアさんは白く見られると思うんです。でも、」



ドロシア「………」



キッカ「ヤシャを、共有者が猫又だと決め打つって展開を恐れたんじゃないんですか?それよりは猫又を処刑させて人狼が二人残ることの方を選んだ。」



ドロシア「考えすぎよ。それに、ヤシャルトが処刑されたときに私が道連れになる可能性もあったじゃない?偶然ならなかったけど。」



キッカ「それこそ可能性は低いです。」



ラグス「キッカちゃんの主張は分かるけど、猫又のヤシャルトさんの扱いに関しては四日目の時点で主張するべきだったね。」



キッカ「………ごめんなさい。思考停止してました。」



ラグス「仕方ないね……シュベルさんやヤシャルトさんが居なくなってすぐの事だったから…」



キッカ「ごめんなさい…」



ラグス「………分かりづらい展開だよな。真の役職の信用が低すぎて………村っぽさと人外っぽさが混ざって見えるよ。」



ドロシア「貴方はどこに投票するつもりなの?」



ラグス「感覚でいくなら、キッカちゃんに投票かなって思ってたんです。昨日まで………でもなぁ、確かにキッカちゃんの言うとおりドロシアさんにも違和感はあったんだ。もしドロシアさんが人狼なら猫又を保留したまま最終日まで生き残るのがベスト。それをわかった上でヤシャルトさんに処刑を誘導したあたり。」



ドロシア「ヤシャルトが人外なら私が確定で白。キッカも限りなく白。そうなると人狼の噛み先は私、キッカ、共有者。共有より私たちは先に襲撃されるわ。………そういう噛まれ方をしたら、狩人の護衛成功確率は減る。それよりも猫又の真偽を判断したかったのよ。」



キッカ「………」




ラグス「今更だけど、俺の村アピールって必要ですか?」



ドロシア「私は貴方を村認定してるから必要ないと思うわ♪所々の指摘や提案、発言も特に怪しいところなんてなかったから」



キッカ「………………」



ラグス「ん?」



キッカ「………いえ。私も、ラグスさんは村認定しています。ドロシアさんが人狼ですから。」



ラグス「そうだな……ちょっと悩ませてもらうよ。」














キッカ「……………(ねぇ、これで、間違ってないんだよね?











でも、どうしてかな。何だか凄く………嫌な予感がしてるの。)」




















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