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五日目・昼









リオン「………行ってくる。ありがとうな。生かしてくれて。」




※ ※ ※












ドロシア「おはよ♪」



リオン「ああ、おはよう。全員で、7人のはずだ。みんな居るか?」



キッカ「イレーネさん………」



リオン「うるせぇのが居なくなると…朝が静かだな。」



キッカ「人も………もう7人。減ってきちゃいましたね…」



ドロシア「ええ♪少なくなってきたしやっと議論らしい議論が出来そうじゃない?」



ラグス「それは………確かにそうですね。処刑された人達も、人狼に噛まれた人たちも、たくさんの手がかりを残してくれました。……昨日の処刑は少し驚きましたけど。」



くおん「………」



ラグス「くおん。大丈夫だよ。猫又はもう死んだ。あとはルールに違反しない限りこの腕輪の毒で殺されることはない。大丈夫大丈夫。」



くおん「……うん。」



小世璃「………せやね。人が死ぬの、目の当たりにしたのは僕も初めてや。やっぱ、怖いね。」



五月雨「ははは、そうだな。」



リオン「…五月雨。」



小世璃「なぁ五月雨。今どういう状況か分かっとるん?あんたも死ぬんや。今日、死ぬんや。分かっとるん?!なぁ!」



五月雨「分かっているさ。まぁ、仕方ないだろう。そういうゲームなのだからな。」



小世璃「………………もう、話したくもないわ。」



くおん「………………」



キッカ「……ヤシャは、猫又でした。」



リオン「そうだな。」



ラグス「………こんなことを言うと反感をかうかもしれないんだけど、猫又のヤシャルトさんが処刑されたのが昨日で良かったと、俺は思ってる。それに、道連れになったのがメイシアさんで良かったとも。」



キッカ「………それはこの議論の意見として、ですよね?」



ラグス「……ごめんね。それもあるんだけど…どうしても身内を心配してしまうんだ。俺も人間だから。……これは言うべき事ではなかったな………」



キッカ「ううん。それは、私も同じでした。同じでしたけど……昨日、イレーネさんに頭を下げられて、ヤシャに投票をして、あの瞬間からもう………私は一人で戦うんだと、覚悟を決めました。」



小世璃「キッカちゃんは強いんやね。……僕はあの処刑の後、しばらく寝込んで動けへんくなったのに。」



五月雨「ん?今は大丈夫なのか?」



小世璃「………………」



五月雨「……………もう口も利いてくれないか。」



リオン「…みんな、今のこの状況をどう見てる?」



小世璃「グラシアさんが狂人やったんやね。ほんで五月雨が狼で確定や。」



五月雨「私は共有者だが??…相方は、イレーネだよ。」



リオン「テメェ……ふざけてんじゃ………」



ラグス「破綻した狼のノイズですよ。無視でいい。」



リオン「ちっ……」



くおん「モエギさんが真占い師だったなんて……」



小世璃「それは僕も驚いたわ。」



ドロシア「メイシアが狼で、シュベル、ベルタの二人に狼が混ざってるってパターン以外だと狼は残り3人居るのね?」



リオン「そうだな。小世璃、ドロシア、くおん、キッカ、ラグス。この中に狼が二人いるんだろうな。」



ドロシア「共有ちゃん、狩人の扱いはどうするつもりかしら?」



リオン「今日は出さないぞ。五月雨で処刑先が決まってる以上潜伏しててもらう。」



ドロシア「えー?そうなの?ここから二回連続で護衛成功させるなんて至難の技だし出した方が良くないかしら?」



リオン「あ?どういうことだ?」



ドロシア「狩人をここで出してから共有者が最終日まで生きられるのを保証した上で、グレー、グレー、五月雨って処刑するのはどうかしら?って話よ?」



くおん「え………?今日、村人を処刑したら終わりなのに………?」



ドロシア「あら?明日なら村人を処刑して勝てるというの?」



くおん「それは………」



ラグス「俺もドロシアさんの意見には反対です。すいませんが…」



ドロシア「えー?そうなの?理由は?」



ラグス「今、潜伏の狼は二人です。それなら明日はリオンさんが噛まれるでしょう。」



リオン「噛まれるつもりはねぇが、確率的にはそうらしいな。」



ラグス「……はい。決着間際の奇数進行なら、狩人を恐れずに共有者を噛みに来ると思うから。…それでも、死んだ狩人候補は初日のあの人と雛菊さんだけ。もしかしたら共有者で護衛成功が出るかもしれない。だから…ここで狩人を出す必要はないと思うんです。」



ドロシア「……へぇー。そうね!それいいわね!楽しそう!今夜共有者で護衛成功が出るかもしれないっていうのを見越しての進行なら面白そうだからそれでいいわ♪」



ラグス「え?あ………ありがとうございま………す?」



ドロシア「そっちの方が面白そうなんだもの♪」



くおん「面白くはないけど、共有者は噛まれてほしくないな……」




ラグス「…そうだね。」



キッカ「今日はどうしましょう……ごめんなさい。頑張って視点を整理してたんですが、なんだか今日は上手く………喋れなくて…」



くおん「そうね、私も今日はあんまり喋れなかった………」



小世璃「………………」



リオン「…今日の処刑は五月雨だ。それは悪いが変わらない。」



五月雨「そうか、残念だな。」



リオン「…狩人が居ない可能性をみて、共有の考えも今日のうちに伝えとくぞ。よく聞いててくれ。」



キッカ「はい。」



リオン「現時点で一番白く見えてるのがラグス。ここまでの発言も特に引っ掛かることはない。それから、グラシアが噛まれたときの、モエギへの発言も結果的には真占い師の信用を落とすことになったが、内容は理解できた。」



ラグス「ありがとう。信じてくれて。安心してください、俺は村人ですから。」



リオン「次に白いと思ってるのがドロシア。節々の進行の提案が白い。猫又のヤシャルトは処刑することになったが、昨日処刑したおかげでゲームはまだ続いている。村が即負けって事にならずに済んだ。」



ドロシア「そうね♪我ながらいい提案だと思ってたわ♪」



リオン「くおん、キッカ、小世璃、この三人の信用は大差ない。五月雨がもし狂人か真だったなら、小世璃がかなり黒かったが、五月雨は狼だった。だからそこはフラットに見てほしい。」



五月雨「それが遺言か?」



リオン「………キッカ。」



キッカ「え?」



リオン「お前宛に手紙だ。渡しとくぞ。」



キッカ「……手紙?………はい、ありがとうございます。」



ラグス「明日だな。………どうなるか。」



リオン「俺は何だかんだ言って運がいいからな。狩人が生きてて護衛成功が出るんじゃねぇかって思ってる。」



五月雨「さて?私の仲間たちは今夜どうするんだろうなぁ?」

















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