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神々の箱庭  作者: 神無月 時雨
狭間編
9/31

恐ろしい制限

キャラデザ変わったから

細かい内容が結構かわってまーす

ありのまま今起こったことを話すぜ…

俺は転生を決意し 光に包まれた。ここまでは良いとしよう

生まれ変わるのだから、出産&おぎゃーなんてのも有ったり

幼年期のチュートリアルみたいなのも、当然あると思っていたんだ

思ってたのだが、実際起きてみると

成体ではないだろうが、自由に動けるぐらいには成長していた。


何で、成体じゃなのがわかるか…それは

俺の周りに居るゴブリンの殆どが俺よりもふた回り以上は大きいからさ

俺と同じぐらいの大きさのも何体か居るけどな


(さて…まずはスキル確認っとVAMMOの用量でやればいいはずだ)

頭の中でスキルについて念じてみる…


【限界突破】

本来ある制限をや上限を解除する。

何かによって、制限されている場合 所有者が条件を満たせば制限を解除する事が出来る

所有者の能力が、足りてない場合は解除出来ない 

固有種族特有のスキルを種族に関係なくほぼ全て使用出来る

固有部所などが必要な一部のスキルは、それに類似する物がない限り使用できない

<常時発動>


【捕食】

【スキル】保有者の肉体若しくは、それに準じるものを

食した場合、確率によって【スキル】を吸収することが出来る

食した量や質により、確率が変動する。

既に所有しているスキルの場合は、そのスキルを強化する。

また、固有スキルの場合 以下の条件が必須となる


① 固有スキルの使用者が、死亡している事

② その【スキル】を、新たに使える者が居ない事

③ 固有スキル所有者の肉体とそれに準じる物を一定以上吸収


【仮想機能】

複数の【スキル】を有する【スキル】

所有者の行動などによってシステムが増えていく

このスキル事態は、<常時発動>であるが

内包されているシステムは、<任意発動>や<常時発動>など多岐である



(ふむふむ…大まかに願い通りだな、吸収は確率だが

まっここら辺は奪えたら面白い!!ぐらいだし良しとしよう)


【仮想機能】は、システム追加型なのか、多分ここら辺が

ネビウスが言ってた、制限と成長なのだろう

今現在どのようなシステムがあるのかと思い詳細を見てみて愕然とした


【仮想機能】

現在のシステム


[ステータス観覧]

自分のステータスやスキルの詳細を知ることが出来る。


これだけだけだった…制限かけすぎだろ


種族 ゴブリン

名前     

称号 転生者

HP 57/57 MP 6/6

体力 8 魔力 1 筋力 5 技量 3 

速さ 3 賢さ 1 運 12

スキル 

固有スキル 【限界突破】【捕食】【仮想機能】


装備

頭 無し 

顔 無し 

上半身 無し 

下半身 無し

背中 無し 

腕 無し 

足 無し 


アクセサリー 無し


所持アイテム 無し


(あれ、いらない情報まで出てきた…)

頭の中で、ここら辺は今はいらないと表示設定をオフにする


種族 ゴブリン

名前     

LV 1

称号 【転生者】

HP 57/57 MP 6/6

体力 8 魔力 1 筋力 5 技量 3 

速さ 3 賢さ 1 運 12

スキル 

固有スキル 【天瞳真意】【無限之理】【補喰】

装備

アイテム


(お、いい感じいい感じ

でだ 装備どころか、名前がありませんよ奥さん!!

どういう事 モンスター差別?)


呼んでくれる相手も居ない現在

ネビウスの話が本当であれば、言葉もわからない状況だ

話しかけられても、何も理解ができないとすれば

重要じゃないと言えば、重要じゃないだろうと楽観的に考えた。


それよりも、俺が気になったのは

能力だ…、

(これ絶対低いよね。いきなり詰んでる感がひしひしとするのは、

気のせいだろうか…ま、まさか能力にも制限をかけたのか!!)


試しに、近くにいる同じぐらいの大きさの奴を見てみるか…と、試してみたが

どうやらシステム外らしく他の奴のステータスは見れないようだ


だが、自分のステータスをどう見ても高いということがありえないと実感は出来る


(ゲームで言ったら平均ステータスないもんな…)


何かの拍子でいきなり 殴られて人生?終了も

有り得る事態突入した事に気づいてしまった。 orz



さて 称号はっと


称号 【転生者】


異界の知識と記憶を保持したまま

転生した者に 与えられる称号


(……確認する意味がなかったぞ、普通ステータスUPとか

 あってもいい気がするんだけど…

 いやまて、俺のステータス あれが補正されたステータスだったら

 立ち直れないかもしれない)


――【限界突破】が発動しました。これにより転生者の制限を解除します――


(え…?どういう事)


称号 【転生者】


異界の知識と記憶を保持したまま

転生した者に 与えられる称号

特異な魂の持ち主故か、スキルの習得等に好影響を及ぼす

スキルの習得速度上昇【小】スキルの習得確率上昇【中】


(……制限が酷すぎる。【限界突破】なかったらどうなっていたんだよ)


ネビウスの嫌がらせに近いと感じる制限に若干嫌気がさしながらも

自分の現状を確認し終えた。

(まずは生きることに最優先って感じかな~)


目標が決まったことにより、ステータスが低いと思う俺は

素手で戦うことは避けたく。装備品を探すことにした。


(まずは武器を…)が‥‥見つからない。

仕方ないので、なんか大人っぽい?奴に


「武器とか防具くれ」


何か作業をしていたゴブリンは、いきなりビクッとなると辺りを見回し

そして何事もなかったように作業をしだした

一瞬俺を見たけど、全く相手にされなかった


(やっぱり言葉通じないか

 試しただけだよ 忘れてたわけじゃないぞ)

恥ずかしかったので、とりあえず言い訳をして


再度 挑戦!

「武器とか防具寄越せ!」

再びゴブリンはビクッとしだし棍棒を右手にもち、辺りを警戒しだした

(何故だ…)

ゴブリンが俺を見たときにすかさず

武器を指差したあと俺を指さしたり

土下座したり、何か色々やってみた。

言葉の割に卑屈なのは、怒らせて殴られたら

即終了ってことになるからな


「・・ ・・・・・・」


俺の言葉も通じなかったけど

ゴブリンが何を言ってるのか やっぱりわからなかった。


ゴブリンは、後ろでゴソゴソと物を探す動作をすると

「・・ ・・・・ ・・・ ・・・・・ ・・ ・・」

俺に向かって何かを投げ そして明かりが洩れる方向を指差すと

別の場所へと歩いて行った。


人間やればっと違うか

ゴブリンやればできるって奴だな。

まさか本当に何か貰えるとは思わなかったけど一歩前進

で、貰ったものはというと


猪の硬骨(大)


ゴブリンの食べ残し

その硬さ故か、食べきるゴブリンは数少ない


ATK+3 


(武器・・・? 食材・・・・?

 ATK+3ってあるし とりあえず武器??

 こ、、棍棒みたいなもんだよな!!)



――アイテムを獲得した事により。システム[収納空間]が追加されました。――

――装備品を獲得した事により。システム[装備変更]が追加されました。――

――【スキル】【身体表現】を獲得しました。―― 



とりあえず 効果確認っと


【身体表現】


手振り身振りで、自分の意思を

大まかに伝えることが出来る

成功確率は、スキルLVに依存する。


言葉を話せない 俺にとってこのスキルは貴重だな

思わず神に感謝を…したくないな

今までの事を考えると


(おっと、後システムの確認か…)

[収納空間]

自分が所有しているアイテムを任意で、別の空間に収納できる

アイテムに触れていない場合、このシステムは仕様出来ない

生物等意思を持つ者は例外を除いて収納する事が出来ない

現在の空き状況 0/0


(……………ネビウスゥゥゥゥ 制限付けすぎだろうが!!

 っていうか制限が無いものを探す方が困難なぐらいにてんこ盛りじゃねぇか!)


[装備変更]

収納空間に収められている装備と現在の装備を

任意で瞬間的に変えることが出来る

一度装備を変えた部所の装備は、

一定時間このシステムによって装備を変えることが出来ない


(うん…便利だよ。凄く便利なシステムだと思う…収納空間がまともに機能してればな…)


制限を多様に掛けるといった事がここまで影響するとは思っても居なかったが

それによって、心が折られそうになる事数回

暫く呆然としてから、要約立ち直り


あのゴブリンが指差した方向を見る

明かりが見えるあたり 多分外だろう

武器も一応はある…あるのだが


このステータスじゃ無理ゲーだろう

諦めて引き篭ろうって場合だと…

ボスっぽい奴が出てきて役たたずはいらんと 殺されそうだな

ゴブリンに友愛とか無いだろうし


(しょうがない、諦めて 外に行くかぁ~~~)


こうして俺は、武器(食材?)を片手に初めての外出をするのであった。


司の状態


装備 武器 猪の硬骨

称号 【転生者】

スキル 【身体通話―】

固有スキル 【限界突破】【捕食】【仮想機能】

システム [ステータス観覧] [収納空間] [装備変更]



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