ネビウスの野望
やっつけ仕事にしかできない自分が恨めしい
スキルなどは一部変更しました。
状況描写苦手ですので 気軽によんでね~
書いてて面白くない部分は終わった!!
後はゴブリンで遊ぶぞォォォ
(力が貰える……?!)
「ネビウス、話が急すぎてわかりません
少し状況を整理する時間を寄越…
あっ‥間違えました!
ネビウス神様 どうか俺に、心の準備をする時間をください」
やってしまった感はがあるが、もう今更という感じもする
今は、自分がどんな状況に居るのかが、大事
「我を呼び捨てか…まぁ良いがな」と微かに聞こえたところを見ると
ネビウス神も細かい事を気にしないタイプみたいだしな
ネビウス=神 この事については、もう疑っても仕方がない
自分の死後も見せられたしな
そうなると…異世界への転生についてだが
現世には未練がある…茉莉の事が気がかりなんだ…
「望んだら…元の世界に戻る事って可能ですか?」
「可能だ…が、既にお前の肉体は死んでいるぞ
そして、我には戻すつもりは無いぞ」
(やっぱり戻してくれないか…魂だけ戻されても困るけどな)
そうすると大事な事は、
どんなスキルを貰らえるか、いくつ貰えるかだよな!
「心の準備できました!!どんなスキルを幾つぐらい貰えるのでしょうか」
「スキルについては、お前に解りやすく言うならば
【翻訳言語】【亜空間収納】の二つ
あと一つは、お前が考えたスキルを調整した物とするつもりだ。
協定により、既にある固有スキルと同一の物は覚えられない等の禁止事項もある
事情故に、強力すぎるスキルについては制限をさせてもらおう」
(ふむ…選べるっていうか、創れるスキルは一つだけなのか
あれ…本当に一つだけなのか?「するつもり」と
俺に確認を求めてるって事なんだから)
ひょっとしたら……
「貰えるスキルを3個とも、自分で考える事は出来ないんですか?」
「出来なくはないぞ」
(ビンゴ!ここでスキルを選ばないと後で大変だな)
「【翻訳言語】がないと
まず言葉が通じぬし、文字が読めぬ
自力で覚えたとしても、それは数ある一種に過ぎず
例えば、人間族とエルフ族では当然言語も違う、
同じ種族でも言葉が違う事もある
その度に、再度覚えなくてはならぬだろう
また【亜空間収納】が無ければ、道具は自分で持ち歩か無くてはならなくなるぞ
数多く持ち物はもてず いろいろな場面で困るだろう」
アトラスからもたらされた聞き捨てならぬ言葉――
そう、エルフ族
(エルフ族!!?妖精!!素晴らしい ビバ異世界!)
「エルフ族居るんですか!!!他にはどんな種族が!!」
確認は当然の事で必然です!
だって、隠者ですよ!公的な引き籠もりですよ!
まさに俺のための種族―――運命を感じた瞬間だった。
「多種多様に居る、多すぎて説明するのが億劫だな
ふむ…お前の世界の神話なり物語なりに出てくる物は
大抵存在するだろう。これで解るか?」
「ゲームや小説みたいな世界って事ですか?」
「その認識で大きな違いはないだろう
話が、逸れたな――どちらも無いと困ると思うが」
(確かにそれは困るな…何とか上手い抜け道がないものか
最悪言葉は覚えるとしても、アイテムはなぁ~)
「まぁ、大抵の者はここら辺を選ぶぞ」
(――ほかにも転生者が…居るのか)
「……他にも俺と似たような状況の奴がいるんですか?」
「うむ、数は多くないが存在して居る
だが…我以外にも管理神居る、それとは別に迷い込んだものも居る
どの位異界の者が居るのかは、正確には知らぬが」
「どうして、他の人が選んだスキルを選べるですか?同一の物は無理だっていってたのに」
「ほぅ…同一の物が選べないのは確かだが、
【言語翻訳】に関しては、我らが世界にて創られたが故に制限を受けない
【亜空間収納】は、協定により許可が出ているためだ
呼び出した者が、適応できずに無為なままで終わる事は
皆が忌避したい事だからな」
「言葉については、覚えられるみたいだし
努力してみるよ。」
(最悪一つをある程度覚えれば
前世の野望自宅警備員ってのもありだしねー)
「では一つ目は、あらゆる物を作れる用にして下さい」
「ふむ……無理の用だな
そのスキルは既に持っている者が居るようだ
固有スキルとして、登録されておるから、
その者が、死なぬ限りは新しく覚える事はできん」
(あれ いきなりかぶった)
やっぱ考えることって皆様同じなのね…
「改めて、一つ目は、相手の能力を見ることが出来る用にして下さい
「ふむ、【能力看破】か、その程度なら固有能力とはならんし
あちらでも、覚えることができるもの
かぶって「まったぁぁぁ 言い方を間違えました!」
(後で覚えられる物は、後に回すべきだろう
今しか覚えられない物にする、これ大事)
「一つ目は無限の可能性をください
ステータスでいいのかな?限界があったら興ざめなんで」
「ほぅ、転生者には能力の限界はないぞ・・」
「種族による限界や能力による限界もですか?」
「面白い所に目がいくな。
確かに転生した種族によって使えるスキルに制限もある…
もちろん能力による限界もあるが
その制限を無くし 条件が揃えば何でも出来る用にしろという事か?」
「はい、折角何でもと言う事なので
もちろん自分の意思で使えるようにお願いします」
「ははは、いいだろう、これは特に制限を付けなくても
問題はないな、。現時点では限界を外すことが
出来るだけという、極めて特殊なだけの能力だしな」
(よっしゃぁぁ 第一関門突破)
そう、これだけだったら本当に無用の長物になる可能性がある
大事なのは、何と併用するかだ
当然 どんな能力にするかは決まってる
「二つ目は、相手の総てのスキルを奪えるようにしてください」
「あぁ それは無理だ!
固有能力は、基本的には 作りし者ただ一人しか使えぬ
故に奪うことも 覚えることも不可能としていると先ほど言ったろう」
(あ~やっぱり無理だよな、でもな―――抜け道が有るのは解っている
保有者が死んだ場合は、同じスキルでも覚えられるって
さっきネビウスが言ってたもんな)
「死んだものから奪うことは可能ですか?」
ネビウスは、何を思案したのか
維持が悪そうにニヤリと口元を歪めて言った。
「ぬ……それならば、確かに可能であろう
中々に面白そうな事を考えるな、いいだろう
この世界を面白くして貰わなければならないしな」
(最後のスキルか、変則的だがいけるか…?)
「ネビウス神様、俺がやっていたゲームという物をご存知ですか?」
「ふむ…少々待て…」
そう言うと俺の額に手を当て、何やら感慨深そうに頷くと
「理解した。これが同したと言うんだ?」
「このゲームでは、先ほど言った【亜空間収納】もステータスを見ることも
その他の事もスキルとしてではなく、当然の物として使えます。
このシステムをスキルにできませんか?」
途端にネビウスから笑みが溢れ笑いだした。
「面白い!!
お前ならば、俺の望みの一端を叶えられるかもしれないと
思わせてくれるぐらいには、面白かったぞ
気に入った!制限を付ける代わりに、成長出来るようにしてやる」
(よっしゃぁ~関門突破成功!!)
「しかしな、最後を除いて現時点ではどれも可能性の能力といっても
固有スキルを三つだ、色々と制限をさせてもらうぞ
他者共に、我が呼び寄せた事を気取られてくないのでな」
スキルを妥協するわけにもいかないので
「分かりました」と素直に頷く
「さて、、お前が転生する種族だが―――
ゴブリン、スライムのどちらが良い
昆虫を希望するならば、更に詳細を出すが」
エルフ何処へ行った!!!転生先も制限されるとは予想外です。
そして昆虫…なんか違うよね。
「ゴブリンでお願いします。」
こうして、俺はエルフ族になるのは諦め
第二の人生‥‥‥ 鬼生か?を歩むことを決意したであった
「お前には色々と期待させて貰うぞ
何もせず。無為な侭に終わる事はやめてくれよ
それじゃあな」
そこは自由にさせて欲しいと思いながら、
俺の意識は段々と薄れていったのであった。
藤堂司は、
【スキル】【捕喰】【限界突破】【仮想機能】
【称号】 【転生者】を習得した。
次回 ゴブリン編突入!乞うご期待(マジで