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神々の箱庭  作者: 神無月 時雨
ゴブリンの章
28/31

義兄と義弟

統合前に新しいのを~書いてみました。

相変わらず短文ですよ。

早朝から、オウチの中では悩み事を抱えながら唸ってるゴブリンがいました。


俺ですが何か!?


マッシとテルガに言葉を教え始めてから、かなり言葉を覚えたのは良いことなのだけど

もっと、言葉の単語じゃなくて、より流暢に話せる方法はないかなーって


(前世にあった。物語の話でもしてやるかなぁ~)


最近確認し忘れてた。[収納空間]の容量だけど、

アイテムを入れられる容量が32まで広がっていた。

[短縮発動]の方は、相変わらず登録できる枠が2のまんまでした。


32個も物入れられるって、今の生活を送る分には十分すぎて、

持ち運びに困る事が無い状態まで、やっと上り詰めたことにちょっと感動する。


取り敢えずは、マッシとテルガを連れて、今日も兎さんを狩りにいくとしますか

俺達に与えられた任務だしね。


二人に近寄ると、何やら話ごとをしているみたいだったが、

俺が、近寄るとマッシが俺に気づいたようで

「チビ かりいく?」

「おぅ、二人には言葉も覚えて貰いたいしな。早めにいこう」

「オレに、マカセロ!マカせ‥ろ?」


何故最後に疑問系になるんだ、テルガよ‥‥

自分の言ってる言葉に自信が無いのか、それとも自分に自信が無いのか‥

まぁ多分前者だろうと確信はある。

何故なら、俺が二人を連れて入口に行くまでのあいだに

マカセロからカマセロに変化したからだ。


つまり任せろから噛ませろにだ。


間違いは、ちゃんと正した。間違えて覚えられると後々に困るのは俺だろうから

任せろで合ってると伝えると、納得したのか

言葉が噛み合ったのが嬉しいのか、テルガはにやりと言った感じに微笑みながら

頷いていた。



二人を引き連れ、オウチを出ようとすると、珍しく先輩に引き止められた。

「ニク ニク! ニク クレ」という言葉と共に盛大に

お腹の音がグギュゥゥゥゥと鳴っている。


昨日食いっぱぐれでもしたのかなと疑問には思うけど

「まだ無い。今から狩りに行く所だ」

先輩は、驚愕の表情を浮かべると項垂れたまま地面に突っ伏した。


(あれ?先輩に対しても普通に喋っても通じるのか‥喋れないだけ‥?)


聴くと喋るは別問題なのだろう、俺にも経験がある。

‥‥スキルをマスターするちょっと前の話だが。


そんな、先輩を笑っているマッシとテルガを見て

何か微笑ましい光景でした。


◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇


いつもの狩場へと移動中の時に、色々と物語を話してみると

二人の好みは、どうやら戦国時代の話とか

戦いが混じってる物が好きという事がわかったのでお昼の時は、

それを重点的に話してやる事にしようと決めたのだった


(興味がある物の方が覚えが早いしな!)


もう一つの覚えて貰いたい事の‥‥兎狩りの方ですが

進歩は有りました!進展はありません!

罠を教えて、試しに二人に作らせたのだが、

俺よりも大きな穴で尚且つ丁寧に作ってくれた。

しかしだ‥二人には呼び込む方法が無かったのだったよ。

二人には【身体表現】が無いらしく、尚且つ兎さんが常時警戒している為

まともに話を聞いてもらえる訳もなく。


(兎さん的には、話を聞いたらデッドエンドなんだが)


出会ったら逃げるぐらいの反応で逃げられてしまう

俺が呼び込めば良いという話もあるのだけど

既に俺は罠が無くても、ウォーターカッターとかで簡単に狩れるので、

罠は必要ないんだよな。


‥となると、弓とかの飛び道具になるのだが‥

弓が無いし作れないしな‥俺のダガー一本しかないし要課題って所だ。


昨日とは違い二人を待機させてから、一人で兎さんを狩りに行くこととしよう

一緒に居ると、逃げられるのは検証済みなので


二人にスライムを狩りではなく待機して貰ったのは、

談笑しながら言葉への理解とかを深めて貰う為なんだけど

ここら辺は、直接に言わない方が良いと思うので、それとなく言っておくぐらいにしよう


「マッシ、テルガ 今から俺は兎を狩りに行ってくる。

 昼にその肉を食べる予定だ。二人で木を集めといてくれ」


「チビ‥‥ワかった」とマッシが、テルガの方は「まかせロ」と言ってる。

発音の方も、かなり良くなってきた様だ。


手馴れた作業なので、特に特筆することも無いかな

結果的に言えば、順調に兎は狩れたし、途中俺が狩ってる兎を横取りしようとしたけど

余裕で仕留める事ができたし。


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