魔法の価値~前編~
色々とサイドストーリーとか必要かな~?
今日の俺の目覚めはとても早いらしく、
辺りではオウチのゴブリン達がまだぐっすりといびきをかきながら眠っていた。
昨日とは違い試したいものが魔法なので、
バレると危険かもしれないというのと
バレなくても、魔法によってオウチの人を傷つけてしまう可能性があるので
早速お外へ出かけるとしよう
(!?!?!先輩が居眠りをしていない)
俺にとっては、ある意味当然の摂理‥いや真理の如く
先輩は寝ていると思っていた。
しかし、先輩は寝ていなかったのだ。
‥‥でも、真面目に周囲の警戒とかをしてるわけじゃないみたいで
やはり、そこは先輩らしさを残していた。
「チビ キョウ ハヤイ カリ イクカ?」
チビと言われているのは、多分俺だろう
‥というか先輩そんなに長文喋れたんですね
「兎を狩りに行って来ます。」
「ニク タノシミ」とよだれを垂らす先輩は置いといて
自分の言葉にビックリ、何か先輩よりも流暢に喋れるようになってました。
‥‥昨日、ゴブリンを食べた成果‥なのかな…?
兎のおかげか、‥‥兎のおかげだろう
先輩の態度が、日を追うごとに好意的になって来ている。
やはり、餌付‥‥‥いや賄賂‥‥違う、心配りは大事だなぁと思う
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
要約手に入れた。異世界の定番!!魔法
そして使い方が、わからない俺!!
【魔力知覚】によって、自分の体内をめぐる魔力?みたいなものはわかってる
わかってはいるんだ。だからこれをどうにかすれば良いはず。
物は試しだと、指先に意識を集中して、「ファイヤ」と唱えてみると
その指先に凄く小さな火が灯った。そして、暫く眺めているとと火は消えた。
俺にも魔法が使えました!!!
調子にのって、木に目標に据えた跡に、
「ファイヤーボール」と唱えると直径5cmぐらいの炎の球体が
ゆーっくりゆらゆら若干風に流されつつも木に向かって進んでいく、
こちらに関しては、木に当たる前に消えたので
威力は確認出来なかった……当たっても威力はないに等しいかもしれない。
脱力感が激しく意識が少しか霞が買ってきたので、慌ててMPを確認してみると
種族 ゴブリンメイジ
名前
LV 1
HP 148/148 MP 12/82
既に8割以上のMPが消費されていた。
使ったのは、ライタ替わりになりそうなファイヤと
攻撃魔法として使い道が見いだせないファイヤーボールのたった2回でMPが枯渇とか
どれだけ魔法へのハードルが高いんだよ。この世界は‥‥‥
薬あるし飲むか‥勿体無い気もするけど今のままじゃ魔法の使い道ないし鍛えないとな
MP回復薬を一本飲むと完全回復しました。
何かの間違いでありますようにと、もう一回ファイヤーボールをと思い
「ファイヤーボール」と唱えてみるが、結果は変わらなかった。
――――――――――システム[呪文]が追加されました。――――――――
ファイヤーボールのを唱えた影響で再度虚脱感に襲われながら
ステータスボードを目の前に出すと、呪文をクリックすると
そこには、ファイアーボールが載っていた。
普通のスキルとは違って、なぜか削除の文字も付いていた。
既にファイヤーボールも打てず。
薬はまだ残ってるよ一本魔法の練習も出来ない状態なので、
だけど念のための予備にとっとこうって思ってから
自然回復を待つ事にする。
ついでに効果はわからないけど、システムとして登録されるのだから
入れておいた方が得なのだろうというぐらいの感覚で
[短縮発動]にスキルとかをセットしよう、枠が2個しかないので
とりあえず[ファイヤーボール]と【突進】を入れようとするが、
どうやらセット出来るのは、ファイヤーボールだけのみたいだった。
ステータスを確認すると、MPが50ほど減っていたので
ファイヤーボールのMP使用は、50なのだろう‥2発打てない‥
まぁ、魔法は予期せぬ副産物だったから、良いとしよう
…いつかは、ちゃんと使えるようになるつもりだけどな
さて、MP回復を待っているのだけっていうのも時間の無駄だし
狩りでもするとしますか。
とりあえずゴブリンメイジになって、
どれだけ自分の戦闘力が変わったのかを実感しないとな
【限界突破】のお陰で、今回は制限が付かなかったみたいだし
きつくなることは無いだろう
予想外でした。というか予想以上でした。
お試しで、兎と戦闘を初めて、その後スライム、狼と順番に戦ってみたのですが
昨日と同じスタイルで戦ってみたんだけど
昨日以上に戦いやすい。
よくよく考えればLV1に戻ってたのだから、きつくなってもおかしくは無いのに‥‥
さすが進化‥か、進化という事は伊達じゃありませんでした。
そして、俺Tueeeeしてる間に、MPも多方回復したみたいなので
魔法の練習でもしますか、何事も一歩一歩が大事って言うしね。
目標を木に設定して「ファイヤーボール」と唱えると
ゴォォという様な燃えている効果音が出そうな感じの直径20cmぐらいの火の玉‥
いや、敢えて火球と言おう!が現れ。
スピードも前回と違い、勢い良く木に向かい飛んでいった。
木を大きく揺らすと目標であった木にその炎を残して、火球は消え去った。
「何があった俺!?!?!?!」
前回と今回の明らかな差異に戸惑ってる間に、木に宿った炎は勢いを増していく
「やべぇぇぇぇぇぇ」
俺は慌てて土を堀って、木に投げつけるという消火活動に勤しみ始めました。




