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たった一人のエゴが貫く、叛逆の物語

高度な文明になるにつれ


善と悪の幅が広がっていく


誰に対して善なのか


何に対して悪なのか


同じような行動でも


相手が違えば結果も違う




シンプルな考えはもう


文明が許さなくなった




人々は文明を築きあげた


だが、文明に支配されていないか



これは便利で


こっちは手間だ




簡単が好まれ


複雑は疎まれ



考えは代理AIにまかせて


自分たちは目の前の興味にしか動かない




興味本位でしか



あいつらは動かない


それが用意された舞台だってことにも気づかないで




俺は用意された舞台には上がらない


違う、上がれない


ただ選ばれなかったために



道は自分で決める


俺が、俺であるために


「廻せ、歯車を。掴め、運命を!」


燃やした魂を消すな!!


「いくぞチャリオット!!!」


腕に着けたブレスレットに告げる


魂解放ソウルバースト!!!」


眩しい光を放ちながらブレスレットが答える


「今のお前にピッタリな奴を用意したぞ」


皮肉にも似たような言い方で、チャリオット、と呼ばれたブレスレットは、自ら燃え盛る炎を出した


俺は無作為に掴み取る


熱くはない



だが心が燃える!!!!



「ここからが俺の舞台ステージだ!刮目しろ!見逃すな!これから起こす全てを刻みこめ!!!」


掴んだ炎を胸に叩きつける



「共に刻め、炎魂双刻ヒートソウルイグニッション!!!!」



赤く、朱く、紅く変わっていく自分を


俺は恐れはしなかった



こいつと一緒なら



俺は……!!!!

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