表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
月刊 異世界農業  作者: オマリー
月刊 異世界農業 第5号 異世界の農業革命 発端編
49/52

=異世界の農業革命 発端④=

月刊 異世界農業 第5号 


=異世界の農業革命 発端④=


------------------------


ダンパーに関しては、油圧がダメならエアサスみたいなものだろうなぁ。風なら魔石でなんとかなるだろう。

あっちの世界とは違い、魔力で真空にしたり風で満たしたり出来るはず。物理とか分からないからどこまで小型化出来るかになってくるな。

まぁ、エアサスのようなものが作れれば何かと使えるものだけに量産化も視野にいれないとな。


さて、仕事仕事。

今日は、例の防獣ネットの件でセクタさんのところにいく予定だ。


【セクタの工房】

「こんにちは!ミノルです!」

「おう!ちょっとそのへんに掛けていてくれ!」

と奥の方から声がした。

しばらくすると、セクタさんが何かを抱えて出てきた。

「一応。試作品が、出来たから見てもらいたいんだが…」

「出来たんですか!」

「まぁ、ちょっと見てくれ。」

ちょっと自信なさげに装置に繋いだ。

「魔力流すぞ。」

と、魔力炉を起動すると何も変わった様子がない。

「触ってみてくれ!」

えっ、無理ですよ。ビリビリしちゃうじゃないですか!

「あ、あぶなくないですか!?」

「まぁいいからよ!」

と強引に手を引っ張った。

「...っ!痛くない。微妙に電気を感じる?」

「そうなんだよ。雷の赤ん坊みたいなのは出せるようになったんだがよぉ。こんなんじゃ効きやしねぇ。」

「なるほど、見る限り綺麗に魔石が練り込まれてますね。やはり魔力効率ですかね…。」

「メインになる鉄部分に魔力効率の良い鉱石とかはありますか?」

「あるにはあるが…ミシリルはなぁ…」

「何か問題のある鉱石なんですか?」

「うむ。ミシリルは魔力を吸収するからよ、魔石の窯では加工が出来んし、おそらく加工できる工房がこの国にはないと思うぞ?」

「なるほど…それは温度が足りない感じですか?」

「ざっくりいえばそうだな。」

「温度くらいであればなんとかなりますよ!」

「本当か!」

「ちなみにどれくらい出ればいいですか?」

「よくは解らんがアイアンくらいは必要らしいぞ。」

「アイアンですか…なるほど!それなら行けますよ!」


あっちの世界で鉄を製造する時のコークス製鉄法でいけるんじゃないかなとおもうんだよなぁ。


コークス製鉄法とは

高炉にコークス、鉄鉱石、石灰石を投入して

高炉で1500度以上の高温で加熱して鉄を溶かし

成分を整えた鉄を固める製鉄法(権能調べ)


採掘資料にも、コールとシリカは採掘されていたはず。


「ちなみに、不純物を取るために何を混ぜますか?」

「うむ…製造されているとこを見たことないからな…わからん。」

「そうですか。わかりました。とりあえず調べてみます!」


セリスさんに聞いてみるかなぁ。

防衛省だし兵器で使ってたりするでしょ?

ご無沙汰です!

また連載がんばります!

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ