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月刊 異世界農業  作者: オマリー
月刊 異世界農業 第4号 =異世界の王宮のくらし特集=
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=異世界の王宮のくらし特集=  異世界魔術の使い方⑦

月刊 異世界農業 第4号


=異世界の王宮のくらし特集=  異世界魔術の使い方⑦


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結局、一睡も出来なかった。

もう、二徹だ。


今度生まれ変わったら名前は【二徹】にしてもらうかな。

まぁ今日も徹夜なら三徹だから徹三になるかもだけど。


【パーパッパラー!起きろ!今日の訓練始めるぞ!】

「はいはい。わかりましたよ。」


【はい。は一回だ!ほら よっと!】


今日は、真っ暗な部屋だ。


【今日は、独房訓練を行う!】

えーっ!

昨日のハードモードは何の罰?


【只今より、その位置からひたすら直進しろ!外に出たら今日の訓練は終了だ!以上!】


真っ暗な部屋ではあるが

真っ暗というより黒い空間という方が正しい。

壁と床の境は分からないが横幅は手を広げて二歩ずつ歩ける程度。

おそらく、師団長の魔術による空間であろう。


とりあえず、進むしかない。


一歩ずつ進んでみた。


10歩ほど進むと、奥から何かが迫る足音がした。

1や2の数ではない。

10だろうか20だろうか何かの足音が近づいてくる。


ん?あれは、

間違いない

ここに連行された時の俺だ。


俺の記憶か?

いや第三者の視点だから誰かの記憶か?


ヤンマさんが何かを話している

「あーぁ、厄介なやつ居なくなってせいせいするな!」

ギルド長がそれに対して

「そうですね。今回の件でようやく見切りがつけれます。自分から誘っておいて迷惑だからやめてくれなんて言えませんし。ふふふ」


【まったくをもってそうだな!はっはっは】


と2人の声は周囲に響き渡った。


俺は本当はギルドのみんなにそう思われていたのか。

ふーん。


場面が変わり

陛下に説得された場面が映し出された。


「それでは失礼します。」

「ああ、また会う日を楽しみにしてるよ。」


ガタン


「これであいつの家の当主候補を一人消すことができたな。」

「長男も次男も大したことないことにホランドは嘆いておったからな。」

「ミノルには悪いがここで舞台からはおりてもらおう。」



ん?

なんなんださっきから

皆、口々に俺を邪魔者扱いする。


普通の精神のものならきっと精神的ショックを受けるんだろうけど

状態異常にも耐性があるみたいでそんなにどうも思わないんだよなぁ。

そもそもそんなこと言う人たちじゃないのは知ってることだし

とくにヤンマさんとか脳みそまでゴリラだからさ

そんな芸達者なことはできないんだよ。

どうせ、師団長のなんかだろうし、これをずっと付き合うわけなのかな?

まぁ

適当に良いところで泣き真似したりしながら歩くか。


と、

2時間くらいかけてとぼとぼ歩いた。

途中で気絶したふりをしたり

しゃがみ込んで隠し持っていたパンを食べたり

泣いたり、笑ったり

ある意味良い訓練だったよ!うんうん。


そして、光の向こうにでた。


「散々だったな!はっはっは!楽しませてもらったぞ!」

「そうですか。。。」

「まぁ、今回は精神攻撃による懲罰だ。」

「今日は、この後 試験を行う。クリアすれば元の部屋に戻してやろう!」

「えっ!本当ですか!!!」

「ああ。本当だとも。。。くっくっく」

何か嫌な予感しかしないんだが。

だが、これを乗り越えればようやくゆっくり眠れる!

頑張らなくっちゃ!てへっ☆

少し空いちゃいました。

またこれから徐々に執筆していきますので

よろしくお願いします。

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