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月刊 異世界農業  作者: オマリー
月刊 異世界農業 第3号 =異世界での防獣対策特集= 
30/52

=異世界での防獣対策特集=  異世界農業の魔獣の傾向と対策⑧

月刊 異世界農業 第3号


=異世界での防獣対策特集=  異世界農業の魔獣の傾向と対策⑧


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


西に3スクアドルっと。

うーんと。あそこか。

「フェントさん。起きてください!お仕事ですよー!」

フェントさんは先程、丘から飛び降りた際恐怖のあまり気絶していた。

「…ん。ここは…。」

「天国ですよ!」

「そっか…。私死んだのか。」

「ちょっと、仕事なんでそろそろしっかりしてください。」

「はっ!そうだ!あんた殺す気でしょ!」

「フェントさん。お疲れだったので。すいません。」

「そんなことより、あそこにラスティア5頭居ます。使い方教えて下さい。」

「ちょっ!そんなことよりって!ちょっと待ちなさいよ。」

カバンをゴソゴソしている。

「これ、つけなさい。」

なんかもふもふのイヤーマフを渡された。

まぁ、音出るし念のためってやつよな。

「はい。」

「あとは、機械に魔力を込めて対象目掛けてスイッチオンよ!」

「私がいいって言ったらやりなさい。」

と言うとずいぶん離れて伏せた。

「いいわよ!」

と微かに聞こえた。


えーっと

機械に魔力込める!

どんくらいだろなぁ。


こんなもんかなぁ。そんなにいらないよな。


それからラスティアに向けてっと

よし!いくぞ!

一応念のため手を挙げて合図してあげた。

フェントさんは完全にくるまってしまった。

「スイッチ…」

「オン!ぽちっとな。」

途端に空気が圧縮されていく。

なんかやばいよ

前に引っ張られるような感覚がどんどん強くなっていく。

やばいやばいやばい


【ドォーギャオオアあああああ!】


けたたましい音が鳴り響いた。


地面が揺れ、重力が逆転したかのような爆風と共に

全てが吹き飛んだように見えた。


一瞬の出来事だった。

耳は生きてるだろうか。すごく静かな世界だ。

視界は砂煙で全く周りが見えない。

俺、生きてるのか?


すると体を叩く者がいるのに気づく。

口パクで喋るフェントさんだ。

何にも聞こえないや。



〜農業ギルド 仮眠室〜

「はっ!知らない天井!」

「はぁ知っとけよギルドの天井くらい。」

ヤンマさんが視界にひょこっと顔を出した。

「私、どうなったんでしょう?」

「耳はイヤーマフのおかげで無事だったぜ。身体は魔力のおかげで軽傷ですんだな。俺に感謝だな!」

「現場はな…どう話したらいいか。ドラゴンの鳴き声みたいな音がしたと思うといきなり地鳴りが来て周辺の全てが吹き飛んだぞ。騎士団が動く事態だな。」

「大事ですね。私がフェントさんの言う通りに機械を使ったらあの様です。」

「実験結果は?」

「失敗ですね」

笑い事じゃないよね。


コンコンとノック音がした。

「失礼します。ヒンドラです。」

「どうぞ。」

「お目覚めになりましたか。」

「はい。ご迷惑おかけしました。」

「いえいえ。早速で悪いのですが騎士団の方がお話しお聞きしたいとの事でして。」

「分かりました。準備したら行きます。」

「ご無理のないように。」



5分後、ヤンマさんに支えてもらいながら応接室に向かった。


〜農業ギルド 応接室〜

コンコン。

「失礼します。ミノル=ホランドです。」

「入りたまえ。」

「お初にお目にかかります。ミノル=ホランドです。」

「私は、騎士団第4師団 団長のストレイガーだ。」

多分、さっきの聴取だろうけど、団長が来たってことは

相当な騒動になってしまったのかな。

「今回は、森での爆発についてお話しを伺いにきた。」

「まずは、ここにサインし血判をくれ。」

内容を読んでみたところ

宣誓書のようなもので、聴取で嘘つくなよ?って言う内容だった。まぁつく嘘もないしいいか。といったところ。


「はい。ではサインします。ミ、ノ、ル、ホ、ラ、ン、ドっと。血判はどのように?」

「うむ。右手を出せ。」

「はい…。…ッ!」

ストレイガーさんは俺の右手の人差し指にペーパーナイフのようなもので傷をつけ、その血がぽとりと、誓約書の上に落ちた。すると誓約書が淡く光、しばらくすると消えた。

「よし、血の履行が完了した。ここで話を聞いても良かったが話しにくいこともあるだろう。」

「悪いが王宮まで来てくれ。」

「はい…。」

「おーい。支えてやってくれ!」

団員を呼び支えてもらい、荷車に乗り込んだ。

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