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あうう
軽んじられていると思ったことはないのだが、
彼女から手渡されたびた一文ぶんの感謝の気持ちを
そのまま受け取るのもいかがなものかなあと、
思いながら右手を差し出し
そのままでこぴん。
「あうう」
と彼女は言った。
☆
またあるいは三泊四日の旅の途中。
十九時過ぎ、二両編成の列車の車窓は真っ暗だ。
客などいない。
どこにもいない。
ワンマン列車。
☆
サイレントホールド!
といってヤツはうしろから僕の首をしめた。
くっ、苦しい!
そんな思い出だけがある、中学生について。
軽んじられていると思ったことはないのだが、
彼女から手渡されたびた一文ぶんの感謝の気持ちを
そのまま受け取るのもいかがなものかなあと、
思いながら右手を差し出し
そのままでこぴん。
「あうう」
と彼女は言った。
☆
またあるいは三泊四日の旅の途中。
十九時過ぎ、二両編成の列車の車窓は真っ暗だ。
客などいない。
どこにもいない。
ワンマン列車。
☆
サイレントホールド!
といってヤツはうしろから僕の首をしめた。
くっ、苦しい!
そんな思い出だけがある、中学生について。