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つらいんだってね
つらいんだってね あの人
もうしんじゃうんだってよ
そうなの?
だめらしい
そうか
しかし彼はしななかった
しぶとい
☆
もしも優しさがあるのだとしたら
こう言ってあげてほしい
「ほどほどに生きてくれ」
ああ、それを言われて思い出したよ
まだ雪が降る少し前の寒い日
家の近くの道を歩いた
お正月休みが楽しみだったあの頃
みかんの匂いがして
私はうれしくなったのだ
☆
勝手に叱られてろクソ野郎ども
そう悪態をついた思春期の男子
だれもいない校舎の階段の裏で
薄暗い埃にまみれてひとりで怒る
かと思えば
うぴょっ うぴょっ うぴょっ
と飛び跳ねて踊る
それはあたかも狂人
☆
すべてをネガティブにとらえてしまうんです
そうか、それは大変だね
なにもかも不安なんです
つらいね、頑張ったんだね
もう本当に生きるのがいやで、明日は休みなのに
(あるいはまた)
私は都会で生きるのに向いていないのかもしれません




