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8-1 民謡

 とある山。


 巨大な何かがドシン、ドシンと大地を揺らし、木々を靡かせ、ゆっくりと、ゆっくりと歩いている。


 口からはハァと瘴気にも似た気体を吐き出す。


 巨体は木々の間を降り注ぐ日の光に照らされて輝く。


 そしてその額には、輝く球体が、一つ。






 その(ふもと)

 

 集落の子供達が、集落に伝わる民謡を歌っていた。



 -------------------------------------------



 きかい きっかい ききかいかい



  どらんやまには きをつけろ



   きかい きっかい ききかいかい



    きかいなりゅうが まっている



 きかい きっかい ききかいかい



  やまにいくなら かねをもて



    きかい きっかい ききかいかい



     おかしなりゅうが ほしがるぞ



 -------------------------------------------



 その歌の意味、子供達は知らない。


 そして大人も。


 誰も知らないまま、ただ歌だけが、残り続けていた。


 否、正しくは、歌と、謳われた竜だけが。

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