表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
8/19

1/10

 さっそく投稿ペースが乱れ始めている。良くない傾向である。


 昨日は久々にPS4ゲームソフト「Newガンダムブレイカー」に手を付けたら夢中になってしまい、気が付いたら午前四時。布団に倒れ込んだ瞬間に意識が途絶え目覚めたら会社の始業時間の10分前だった。

 こんなとき会社の近くに住んでいるのは便利である。着替えて顔洗って家を出て会社に着くまで3分かからないお手軽さだ。


 さて、「Newガンダムブレイカー」である。ガンダムのプラモデル、所謂「ガンプラ」をビデオゲーム化したシリーズで、「New」は昨年の上旬に発売されたシリーズ最新作だ。

 前作「3」からシステムを一新し、より新しいゲーム性を模索した今作は、その新システムの煩雑さ、バグの多さ、前回で好評を得ていた機能の削除、ストーリーの陳腐さなどから決して良い評価とは言えない。アマゾンで新品が1000円以下で投げ売りされていることからもそれは察することができる。


 しかし、しかしである。僕は言いたい。そんなに悪いもんでもないぞ、と。


 たしかに、今回採用されたシステムでは新パーツを得るのにかなり面倒な手順を踏む必要がある。前作まではオプション武装扱いだったパーツ毎に付随する武器や技が全てEXアクションに統合されたことで使い勝手は格段に悪くなった。シールドの位置調整機能が削除された。同色のパーツを一括で調色する機能が削除された。サンドロックカスタムとクロスボーンX1のマントも削除された。アトミックバズーカを連射できるバグが修正された。悪い点を挙げれば枚挙にいとまがない。

 だが、良い点もある。まずバトルフィールドがシームレスなマップ一枚に限定され、余計なギミックや煩わしい移動が不要となったところは大きい。シールドゲージが消えたので敵のHPも一目で分かり、また倒しやすくなった。

 これは僕の主観的な好みの話になるのだが、まず前提として僕はヌルゲーマ―である。難しすぎるゲームはさっぱりクリアできない。具体例を挙げるとモンスターハンターシリーズのG級あたりから苦行になってくる程度の腕だ。

 「3」までは敵がやたらめったらに固かった。ボスならいい。雑魚まで硬かった。あれには随分辟易とさせられた。しかし今作においては、雑魚であれば射撃を3発ばかり当てれば倒せる。この違いは大きい。AIがバカで団子状態になるのはガンダムブレイカーの伝統のようなものなので特に気にしない。

 パーツ収集が煩雑だというのも、「2」の武器チケット制に比べればずいぶんと優しいものである。「2」でアトミックバズーカを手に入れるために同じミッションを何周もマラソンしたのが懐かしい。

 極論を言ってしまえば、僕は「ガンダムブレイカー」シリーズに戦闘の楽しさは求めていない。ずっとアセンブルしているだけでも普通に楽しいのだ。「New」のアセンブル機能は「3」に若干劣るものの、十二分に遊べるつくりになっている。使えるパーツが増えたのも喜ばしい事だ。

 そもそも、「3」の完成度が高すぎた、というのが「New」の評価を下げる一因になっている感はある。おそらくリリース順が「2」の後ならば、ここまでさんざんな結果にはならなかったのではないか、と思うのだ。ままならないものである。


 追加機体を小出しに小出しにしてきた「New」の展開も、どうやらひと段落ついたらしい。公式サイトで他のプレイヤーが作った期待を見ることもできるが、いつも大いに参考にさせてもらっている。

 次に新作が出るかはわからない。こうも目に見えてコケたことだし、シリーズが打ち切られても不思議ではない。

 しかし、それでも。新たなガンダムブレイカーがやってくることを期待しながら、僕もパーツの見立て力を磨いていよう。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ