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●序文〜はじめに〜


 男もすなる日記と云うものを、女もしてみんとするなり。


 紀貫之は土佐日記の序文である。などと気取ってみたが、僕はこれ以降を読んだことがないので熱く語ることはできない。人に聞いた話では、本国最古のネカマブログということだが、何を言いたいのかといえば僕も日記をつけてみようということである。

 なぜそう思ったか。

 皆さんご存知の通り、もしくはご存知ない方も多くいらっしゃるとは思うが、僕はエタ率が非常に高い。というのもおこがましいレベルで、なんと短編を除けば完結させられた作品が一つもない。

 これは良くない。いただけない。

 これはなんとかして改善せねばならないと、一念発起して取り掛かったのが日記である。

 一日に数十分でも原稿に向かう習慣をつけねば。それには日記が最適なのではないかと判断したのだ。

 「いや、やるんなら活動報告でやれよ」という声もあるかもしれないが、なろうの投稿には最低文字数が設定されているから、最低それだけは書かねばならない。なので訓練に使うにはこちらだろう。最低文字数が設定されていなければ、おそらく「疲れた」「だやい」「金くれ」の3文字で埋め尽くされること請け合いである。

 というわけで、お目汚しではありましょうが、どうか僕のボヤキに付き合っていただきたい。



●2018年を振り返って


 ついに三十路の大台に突入した今年は、とにかくクソ忙しかった。様々な事情が絡み合って納期がとっくに過ぎた仕事の始末、またはあまりに短く納期を切られた仕事の始末。または純粋に僕のスキルが足りずてんやわんやになってしまった仕事などなど。主に僕がヘッポコだった割合が高いのだが、とにかく仕事に追われて徹夜続き。

 そのおかげもあってか、覿面に体を壊した。

 一番大きく、今もなお引き摺っているのは目の不調だ。僕は生後2ヶ月で網膜芽細胞腫というガンにより右目を失い、以降を左目だけを頼りに生きてきたのだが、ついにその左目が全く見えなくなったのである。

 なんと表現すべきか、強い光を直視すると目に青黒い残像が残ることがあると思うのだけれど、それが視界中を埋めて消えない。そういう状態になったのだ。8月の、盆休みの終わりの頃である。

 すぐさまかかりつけの大学病院を受診したが、MRIまで撮影したにもかかわらず原因不明。年収200万円弱のワープワにはきつい出費だけを残した。悲しい。

 不幸中の幸いというべきか、現在は視界もほとんど回復しており日常生活については問題ない。光に対して若干過敏になっているため色覚に不安があるものの、まあなんとかやっていけそうだ。

 来年はこれ以上の悪化がないことを祈りたいものである。忍び寄る糖尿の陰が怖い……。



●今年一番面白かったアニメ


 「宇宙よりも遠い場所」。これに決まりである。女子高生4人が南極に行くアニメである。まだ見てない人は御託を並べる前にとにかく見てほしい。僕は最終回、最初から最後まで泣き笑いであった。凄いアニメである。

 本当にすごいアニメである。


 次点で「SSSS.GRIDMAN」「少女終末旅行」である。

 グリッドマンは、ちょうど僕が五歳の頃に放送していた特撮番組である。当時としては異例とも言えたコンピューター内で戦うヒーローであり、一般には知名度の低いヒーローであった。少なくとも僕の同級では僕以外誰も存在を認知していなかった。ちなみに僕は主人公と名前が同じだったこともあり大好きだった。

 「SSSS」は、その「正統な続編」である。制作会社TRIGGER独特の画作りや演出が絶妙にマッチした傑作である。ただ、尺の都合か最終回に展開を押し込んだ感があり、そこまでウルトラマンネクサスをなぞらなくてもいいのでは……?と僕は思った。ちなみにウルトラマンネクサスは名作なので、疑う人はせめて主人公が初変身する回までは見ていただきたい。

 「少女終末旅行」は、高度文明が崩壊したポストアポカリプス世界を少女が二人旅をするという内容であるが、その演出の端々から寂寥感と絶望感が漂う。この作品は、別れの物語だ。二人が旅の途中で出会う人、生き物、そして物言わぬモノですら、すべて別れていく。どんどん削ぎ落とされてゆき、最期には何も残らない。その絵柄から受ける印象に反して非常にクレバーでシビアだ。

 アニメは原潜でぬこと別れるシーンで幕引きだが、個人的には美術館でユーリがラスコー壁画の横に落書きをする下りで締めてほしかった思いはある。世界最古と世界最後の絵が隣り合う、センスとエモさの塊のようなシーンだ。あそこは劇場版で見たい。そして、あの衝撃のラストシーンも……。



●おわりに


 ついに新たな年が数時間後に迫ってきた。来年はさらに新元号への改元が控える。気持ちも新たに、とりあえずこの日記だけは続けていこう。三日坊主にならぬよう、気を引き締めて臨みたい。

 それでは、良いお年を。

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