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しっぽの気持ち  作者: 九月二日に生まれた猫
4/4

004 ちびくろ


 今回は残酷なシーンが多いです。


 僕が足をケガしてあまり動けなかった時に心配した兄弟が獲物を獲ってきてくれた。

 いつも遊んでいる森でときどき見かけるムササビだ。

 あいつら、いつも木を登っているのに良く捕まえられたと思う。

 仕留めたのはすぐ下のちびみけって呼ばれてる兄弟でムササビはちびみけより少し小さいくらい。

 小さい兄弟よりも大きかったけど、僕があまり動かなかったから大きな中まで持ってきてくれた。

 咥えて運ぶのは大変だったと思う。


 仕留めた獲物は傷も少なかったから褒めてあげたら喜んでた。

 兄弟と頭を分けて食べたら少し元気が出た。ご飯食べに行くの大変だったから嬉しかった。

 残りは後でゆっくり楽しもうとしたけど、寝てる間にアレに見つかって取り上げられたらしい。

 折角見つからないように楽しみやすいように毛が敷いてある隅っこに置いておいたのに見つかってとられてしまった。

 僕の兄弟が仕留めた獲物なのに。

 アレは酷いことをする。


 取り上げるところを見ていたたぬきって呼ばれている小さい兄弟の一匹が言うには、アレはムササビを持ち上げると白い袋に入れてしまったそうだ。

 取り返そうとしたけど、それを茶色い箱に入れて開けられなくしたらしい。 

 僕が起こされたのはその後で、「カーペットを血で汚すな。掃除が面倒。獲物は外か床の上にって言っといてくれ」って怒られた。

 言われてみれば獲物を置いた周りに血の跡がある。

 獲物を仕留めたら血が出るし、食べても血が出るのはしかたが無い。

 捕まえたのは僕じゃ無いけど、兄弟達は僕のために獲ってくれたし、僕も食べたから他の兄弟と一緒に怒られておいた。


 僕のために兄弟が獲物を獲ってきてくれたけど残念だった。

 こんな時は透明なの達が色々と教えてくれる。

 何でも、獲った獲物は大きな中に入れてはいけないらしい。

 透明なのの何人かもハトや蛇やリスとかを獲った時に獲物を中に入れたら怒られたって言ってた。

 昔は呼ばないと中に入れてくれなかったみたいだから、なかなか獲物を持ち込むのは難しかったようだけど、今は何時でも入れるからすぐに見つからなかったみたいだ。

 獲物を獲ってくることは怒られないから、今度獲物を獲ったら中には入れないようにしよう。

 あまり獲物を中に持っていくと本当に怒られそうだ。


 透明なのに聞いたら、今までで一番大きな獲物は狸だって言ってた。

 僕よりも大きな狸だったらしい。

 いつか僕も頑張って兄弟が捕まえたムササビよりも、狸よりも大きな獲物を獲ってきたらアレはなんて言うだろう。褒めてくれるかな。




 連中には、他にもカーテンをボロボロにされたりもしてます。後、窓の淵に高さを合わせて置いてある木製の無塗装の棚が連中のひなたぼっこする時の寝床になっているのですが、その棚の汚れも削らないと落ちそうもありません。雨が降っていると濡れたまま入ってくるのでね。最近はこっちが根負けして使ってない薄い座布団クッションを寝床に提供もしてます。こっちも洗濯しても落ちない汚れが……。

ちびくろは大人しくタオルで拭かれに寄ってくるのですが、他のは普段から逃げるので被害を抑えるために放置です。

 これを書いている今も(不確定名)ちびみけは座布団クッションの上で寝てます。近寄ると起きます。触ろうとすると外に逃げて、離れると戻ってきます。


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