進捗ダメです。
「・・・いよいよ最後の戦いだな・・・」
長かった彼の戦いも、いよいよ終わりを告げようとしていた。
辛かった戦いも、彼は増えていく仲間と共に乗乗り越えてきた。
「やっと・・・やっと終わるんだね・・・」
彼の隣で彼女はつぶやく。
最初に彼の仲間になった。
「おいおい、まだこれからバトルだってのに・・・」
呆れたように彼女の後ろにいた男が言う。
彼の良きライバルだった。
「あぁ・・・さっきの敵の力はとても強力だった。油断は出来ないぞ。」
最年長の女が注意を呼びかける。
「チッ、あんたはいつも偉そうだよなぁっ!」
血の気の多い青年が言う。
「ちょっと!?こんな時に喧嘩は良く無いですよ!」
一見大人しそうな少年が青年を静める。
「そっちの状況は?」
クールな少女が無線に聞く。
すると無線機から返事が来る。
「スタンバイオーケー!いつでもいいよ!」
女性エンジニアの声。
「くれぐれも大怪我はしないでくれよなー?」
医学部の女の声。
「先輩達なら大丈夫ですよ!」
後輩の声。
「総員、戦闘配置につけ。いいか、おそらくこれが最後だ。気を引きしめてかかれ!」
司令官の声が響く。
「これで・・・やっと仇が打てる・・・」
思いを長く胸に戦ってきた少年。
「帰ったら焼肉でも行きましょうか!」
呑気な青年。
「よし、行くよ!」
戦う覚悟を決めた少女。
それに続き、仲間達も覚悟を決めていく。
その様子を少し離れた高台で見ていた謎の集団。
「あーあ、もう来ちゃったねー。」
ゴスロリ風の少女。
「やれやれ、馬鹿が集まったところで敵うはずが無いというのに・・・」
眼鏡をかけた男。
「あいつら、本気でこれが最後だと思ってるようだな。」
筋肉質の巨漢。
「もう少しだ。もう少しであのお方が完全に蘇られる。」
フードを被った謎の男。
その頃、とある洞窟ではある生物が復活を遂げていた。
「う、うわぁぁぁあ!!」
恐怖する村人達。
「あ、あやつは・・・、確か80年前に封印したはずの・・・!」
青ざめる長老。
「とうとう蘇ったぞ・・・!愚かな人間ども・・・この私を封印していたことを後悔するがいい・・・!!」
巨大な人外生物が村で暴れる。
「・・・おいゴミ野郎。そう、お前のことだよこのカス。これ以上の好き勝手は俺が許さねぇ。」
人外生物に立ち向かう能力者の青年。
「・・・へぇ、俺だけじゃなかったんだ。」
民家の上から様子を伺う謎の人物。
その頃、とある高校。
「っ・・・!こ、この感じは・・・」
何かを感じ取った男子高校生。
「蘇ったのか・・・?奴が・・・!?」
胸騒ぎを覚える男子高校生。
「・・・始まる。また。もう一度・・・あの悲劇を。」
屋上で呟く謎の女子高生。
「そうだ・・・その調子だ・・・」
校長室で呟く校長。
そこから少し離れた公園。
「・・・やれやれ、そろそろ動くとするかな。」
フェンスに腰掛けた男が言う。
「私も行く。あなただけじゃ不安だもの。」
白髪の少女が言う。
その近くのファミレス。
「・・・二人が動き出したな。」
奥の席の情報屋が言う。
「で、俺が出るような事態なんだろうな?」
向かいの席の男が言う。
「・・・やっと見つけた・・・」
少し離れた席の女が言い、通信機に呼びかける。
そこから離れた、とある機関。
「エージェントから通信が入りました!例の男の居場所を突き止めたと!」
機関の情報係が叫ぶ。
「よし!戦士達に連絡だ!」
リーダーが呼びかける。
少し離れたある地。
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