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k3
ー 6:00 ー
水曜日、僕は目覚まし時計に起こされることなく目覚めた。
テレビをつけてニュース番組にまわしコーヒーを淹れる。
テレビでは占いや、その日の天気を放送していたが、少し間をおきニュースキャスター悲しそうな作った表情をする。
『次のニュースです。二日前の夜、○×県の民家で火事がありました。家屋は全焼…』
ここまで聞ければ十分だ。
僕はテレビに興味がなくなり、そのまま恒例の朝の儀式に移る。
『2つの焼死体が……警察は事件、事故の……』
僕はテレビを消し家を出る。
「事件だよ…」
呟き、あまりの寒さに肩をあげる。
さあ、今日も仕事だ。
電車のなかでアプリを開きメッセージを確認する。
≪2つのメッセージがあります。≫
僕はそのままアプリと目を閉じた。
確認は仕事終わりにすることにした。
今日は給料日だ。きっと飲みに誘われるだろう。
流石に今回は逃げられそうにない。
僕はため息をつき窓の外を眺めた。