表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ごった煮。  作者: 冷や奴
8/10

循環するもの。

 小鳥のさえずり 小さな吐息

 熱を持つ 幼子の手


 純白の世界


 生とは死 死とは無

 けれど無は聖と同じ

 そして聖は生になる


 この世はつまり

 生であり死であり

 無であり聖である


 悪は心 心とはつまり色を持つ

 透明で美しい だから何にも染まりやすい


 あなたの心は何色だろう


 喜び 悲しみ 怒り

 そして 死滅


 小鳥は小さな色で笑っている

 幼子は肩を震わせて泣いている

 心は笑って 泣く




   あなたの心は 何色ですか


   空気よりも軽い体で

   自由自在に飛び回ります


   小鳥よりも清らかに

   風の調べを歌います


   そうして人は生まれて死んで

   また生まれるために 飛んでいくのです



   もしご縁がありましたら 再び会いましょう

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ