6/10
とある夜の独白。
今回は癒しとは違いますが……。時々こういう詩も書くかもしれません。けれども、根本はおんなじだと思います。
ふわふわ、ふわふわ。
何もない。
誰もいない。
早く会いたい。
荒廃した、この地は冷たい。
早く温かいものが欲しい。
柔らかくて
心地好くて
幸せな気持ちにさせてくれる。
貴女に会いたい。
貴女を汚すことしか出来ない私を、赦して。
貴女を閉じ込めることしか出来ない私を。
貴女がいなくなった時、私の心は無くなるから。
貴女と出逢って生まれた心だから、貴女が消えれば一緒に消える。
どうか、私を見捨てないで。
こんな私を、愛して下さい。