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ごった煮。  作者: 冷や奴
5/10

得られるもの。

 完璧を目指さなくたっていいじゃない。

 人間誰しも一度は失敗するし、失敗した方が多くの物を得られる。


 例えば、色んなプレッシャーから、完璧にならなくてはならないと追い詰められていたら。


 いろんなことで悩んでても、そのどれもが、今、目の前にある物に比べれば、きっと些細なものなのだろう。

 しかし、その悩みを解決したとき、今度は蔑ろにしてきたことが、一番大事になって。

 それも終われば、次があって……。

 あまりにも苦しくて、でも全て完璧にこなさなくてはいけない。

 でも、よく考えれば、別に完璧でなくてもいいはずだった。

 本来ならば。


 そう

 本当は、そこで無理してはいけないのだ。 無理して完璧を目指したら、それは己を壊すだけ。


 己を犠牲にしてまでも必要な「完璧」なんて、ありはしないはずだ。

 だからこそ、己に無理がない、気楽な「完璧」でいいのだ。


 今までの己を振り返って、己の歩んできたこの人生を思い返すときも必要だし、それを踏まえた上で、己が何をしたいのかを見つめ直すことだって、重要。


 そう、そちらの方が、「完璧」よりもずっとずっと、大事なこと。


 ならば、無理して完璧を目指す必要なんかない。


 己が本当に望むことをし、本当に必要なところだけをこだわって、毎日を充実させることの方が、「完璧」をひたすら目指すよりも己を豊かにする。


 そうした小さな積み重ねは、いつの日にか「完璧」を超える力となるのだ。

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