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首切りは堕ちる  作者: 駆け出しの無糖
2/5

異世界

読みやすい様に文字数を少なくしているんですが、これはこれで読みづらいんですかね?

何書けばいいかわからないのでこのくらいで。

気がついたら暗い場所にいた。


「ここは?」


そんな事を考えていると…


「首切り罪人こちらへ」


誰かの声が聞こえた。誰だ"首切り罪人"って。

体が声のした方へ勝手に動く。なんで体を動かせないんだ?まだこの状況に理解が追いつかない。


「罪人山崎翔だな?」


太い声が聞こえた。目の前の人物を見て察した。


「僕が山崎翔ですけど、あなたは?」


答えは分かっている。分かっているが聞かずにはいられなかった。


「閻魔大王だ」


そう、まるで絵に書いた様な閻魔大王が目の前にいる。これを見れば誰もが口を揃えて言うだろう。

彼は閻魔大王だと。

でかい。そしておっかない顔をしている。そして閻魔大王がいるということは…


「僕は地獄に落ちたって事ですか?」


閻魔大王は地獄にいる人物だ。でも何故僕は地獄に落ちたのか。


「当たり前だ。殺人を犯したのだから、地獄に落ちるだろう。」


なんだって?


「僕は殺人なんて犯してないですよ?悪い事をしたとしたら、家に引き篭もったぐらいです。そんな」

「…自覚がないのか。なら貴様の罪を述べてやる。」


そんな僕の言葉を遮り言ってきた。引き篭もったのはたしかに良くない事だとも思うが事情があったんだ。仕方ないだろう。


「貴様は山でクマに襲われてる二人を見つけ、助けようとしたものの、手近にあった斧を取りクマめがけて振り回しながら進んだ。振り回してる時に幼女の首を切り落とし、あまつさえ母親の首も落とした。」

「え?」


どういう事だ?僕が2人を殺した?助けに行ったんだぞ?斧で首を切り落とすとかそんなの…


「がはははははは!助けに行ったつもりが殺してたんじゃ、何の意味もないな。」


そんな笑い声をあげて言ってきた。


「あれは僕じゃなくてクマが」

「貴様だ。」


そんな低い声でこれ以上言うことが無駄とばかりに伝えてきた。


「そ、そんな、僕が2人を殺した?」

「持ってこい」


閻魔大王の近くにいた鬼みたいな人に指示を促すと、奥から鳥籠の様な者をを2つ持ってきた。

中には触ればふわふわしてそうな、これぞ魂と思える物が入っていた。


「これは貴様が殺した2人の魂だ。」

「!」


やっぱり魂なのか。でも何に使うんだ?


「この魂達が貴様に文句を言いたいと言って聞かなくてな。ほれ発言を許可する。」


そう閻魔大王は魂に向かって話しかけた。


「この人殺し!あなたが来なければ娘は助かったかもしれないのに!」

「お母さん、痛かったよ、お母さーん!」


幼女のお母さんは高い声で怒鳴ってくる。顔が見れれば真っ赤にしていただろう。幼女は悲痛な叫び声で必死にお母さんを求めている。

僕は本当にこの2人を殺したのか?2人声が酷くて頭に残る、胸が痛い。違和感が無かったわけじゃない。

僕は都合のいい様に解釈してただけだった…

クマに向かって駆け出し時に鈍い音がしたのは幼女の首を切った音だった。そこから幼女の声は途絶えた。クマの首を切ろうとした時に幼女のお母さんの首が飛んだのも僕が斧って切ったから。

まさか、こっちを見て幼女のお母さんが泣いて口を動かしてたのは…

はぁ、はぁ、はぁ、うまく息ができない。


「呼吸が乱れてるぞ?」

「・・・」


何も言えないでいると閻魔大王は魂の入っている鳥籠の様なものを後ろに下げさせた。


「これから貴様には2つの選択肢がある。」

「2つの選択肢?」

「そうだ。1つ目は罪を一生忘れられない様にし、地獄で一生働くか。2つ目は記憶を全て消して、輪廻転生するか、だが…」

「ふ、2つ目!輪廻転生でお願いします!」


こんなの1つ目を選ぶ人なんていないだろう。2つ目なら苦しまなくて済むのだ。迷う理由がない。

そう思っていたら閻魔大王が口元をぐにゃりと不敵に笑みを浮かべると…


「だが、2人の魂からは苦しんでほしい、と言われたのだな。3つ目を用意した。」

「3つ目?」

「今、天界の神々が興じている異世界戦争と言うゲームをしていたな、死者を異世界に転生させて魔王軍と人類を戦わせて遊んでいるんだ。」


おい、なんてふざけた遊びしてるんだ。


「つまり僕に人類側を勝たせろと?」


よくある魔王を倒せってやつだろう。2人を殺した罪で異世界に行くとしても、少しだけほんの少しだけ楽しんでもいい…よな…?


「?何を言ってんだ?貴様は魔王軍を勝たせるんだ。人類を殺してな。殺人はお手のものだろう?」

「なっ!できるわけないだろ!殺人なんて!」


こいつは何を言ってるんだ。簡単に人を殺せるわけないだろう。


「まぁ、できようができまいが、貴様に拒否権はない。転生させるにあたって神々と同じく貴様にも贈り物をやろう」


僕の話は無視かよ。贈り物ってのはチートとかだろうか?すごい装備とか?

?体が動かせない?何でまた…

「罪を認めたら体の自由を奪うことができるんだよ。」


閻魔大王は鬼から紙をもらい、何かを書いている。


「これは呪いだ。貴様が人類側の味方をしようとすると身体中に痛みが走る。この痛みを6回味わうと貴様は死ぬ。」

「え?」


なんだよ人類の味方しようとしたら死ぬって、6回?やばい理解が追いつかない。


「貴様が魔王軍を勝利に導いた暁には、輪廻転生でもさせてやる。行け。」


そう閻魔大王が言うと周りが黒く光出した。










ここは…?

目を開けると目の前には紫色の髪の男性と、群青色の髪の女性が視界に入ってきた。


「◎△$♪×¥●&%#」


そんな聞きなれない言葉が聞こえてくる。視線を下に向けると体が小さい…





なんと僕は赤ちゃんとして転生したみたいです。

読んでいただきありがとうございます。

ついに異世界に転生しました。転生ものなのに2話目で転生させるのは遅いんじゃ?とも思います。無理してでも1話目で転生させとくべきだったかな?と思ったりしてます。

これから翔がどの様に育つのか見守ってあげてください。

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